日頃よりお世話になっております。
商学部3年の野口真幸と申します。
皆さんは「ロールモデル」という言葉をご存知でしょうか。ロールモデルとは、行動や考え方が模範となり、観察し、真似ることで自分の成長につなげることができる存在のことです。単に「目標としたい人」という抽象的な憧れにとどまらず、その人の思考や準備、振る舞いを分解し、自分の行動に落とし込んでいくことで、成長の再現性を高められる点に価値があると私は考えています。
私は最近、ある人物に強く惹かれ、その人をロールモデルとして意識するようになりました。特に心を奪われたのは、どんな状況でも「準備の質」に一切の妥協をしない姿勢です。調子や環境に左右されるのではなく、結果から逆算して日々の積み重ねを徹底している姿を見て、「勝つ人は試合当日ではなく、日常で差をつけているのだ」と強く感じました。
これまでも私は結果にこだわって競技に取り組んできましたが、どこかで「練習量」や「その日の出来」に意識が向きがちだったように思います。しかし、その人物を意識するようになってからは、「今日は何を積み上げたか」「再現性のある準備ができているか」といった視点で自分を振り返るようになりました。
「この人になりたい」ではなく、「この人のようになりたい」と捉え直したことで、目指す姿が一気に具体化された感覚があります。フォームの細部、アップへの入り方、練習中の一本に向き合う姿勢など、これまで流してしまっていた部分にも意識が向くようになりました。その結果、日々の練習の密度が高まり、自分自身の中でも確かな手応えを感じています。
春リーグ開幕を控え、これから練習量が増え、心身ともに負荷の高い時期に入っていきます。だからこそ、なりたい自分の像が明確であることに大きな意味があると思っています。目指す姿が具体であるほど、日々の練習の一つひとつに目的が宿り、苦しい局面の中にも前向きな意味を見出すことができます。
現状に満足することなく、ロールモデルの姿勢から学び続けながら、自分自身の基準をさらに引き上げていきます。そして、その積み重ねをチームの力に還元し、春リーグでの結果につなげていきたいと考えています。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。