男子

青空しんこきゅう

総合政策学部2年  清水 悠斗

日頃よりお世話になっております。

総合政策学部2年の清水悠斗です。

待ち望んだ秋が来たかと思えば瞬く間に冬が訪れようとしていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は今年も食欲と読書はお預けで、スポーツの秋を大満喫しています。

振り返れば多くの出来事は美化されて見えますが、実は「大満喫」とは程遠い秋を過ごしてまいりました。秋リーグ中盤で足首を痛め、終盤には右手の指を骨折しました。夏の挫折を乗り越え、調子を上げつつあった中で、自分でも信じられないほど落ち込みました。大学に入って怪我でチームを離脱するのは初めてで、立て続けに起きた不幸に何か試練を与えられているような気がしました。本当に言いづらいですが、高校までは怪我をしてもここまで深く考えることはなく、むしろきつい練習をしなくて済むので精神的に楽になっていたような気がします。怪我という試練を乗り越えようとする中で、無意識に真摯にバレーボールに向き合っていたことに気付かされました。
いくら牛乳を飲んでもすぐに骨がくっつくわけではないので、バレー1点集中から一回視野を広げ、あえて違うことを考えることを意識しました。まず練習に思うように参加できず有り余る体力を消費するため、日課の散歩をアップグレードしました。いつもは自転車で走る最寄り駅までの道のり、バスのありがたみに気づかされる湘南台駅-湘南藤沢キャンパス。ただの通学路であり、いつも忙しなく通っていたあの道を歩くと意外にも、綺麗な紅葉や壮大な夕焼けを拝むことが出来ました。怪我をしてなかったら気づけなかったかも、と日常の小さな幸せを見つけたような気がしました。この活動日誌を読んでいる皆さんにも、きっとこのような瞬間があるはずです。今何かに追われている、悩みで周りが見えない人はぜひ一度、止まって深呼吸をして、散歩をしてください。悩みなんて意外とちっぽけかもしれません。

さて、終盤に差し掛かったチーム山元はあと10日ほどで全日本インカレを迎えます。泣いても笑っても4年生とバレーができるのはこれで最後。昨年は泣いてしまったので、今年は笑っていたいです。役職問わず、全力で戦ってまいりますのでどうか最後まで温かい声援よろしくお願いいたします。

乱文失礼いたしました。

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