日頃よりお世話になっております。
商学部1年の浅沼咲希です。
先月をもって秋季リーグが終了し、通算成績は3勝8敗、最終順位3部9位でTeam2025は幕を閉じました。私は入部してまだ3か月しかたっていませんが、この3か月はたくさんのことを経験し、学ばせていただいた非常に濃い期間でした。まだ新参者の私ではございますが、初めてのリーグを通じて感じたことを率直に述べさせていただきます。
リーグ期間中、私はベンチに入り、松尾監督の隣でデータを取る役割を任されました。バレーボールもマネージャーも初心者の私がベンチに座るという立場に戸惑いながらも、任された仕事を全うしようと必死でした。
普段の練習では、コートに出てボール出しや球拾いなどを行っていますが、この期間は地道なデータと格闘していました。他校の試合動画を何度も再生・停止しながらデータを取り、プレーごとの動画を切り取り編集する。正直、かなりの忍耐力が求められる作業でした。
このリーグ期間で特に印象に残っているのは、やはりデュースが続くもセットをとれなかった武蔵丘短期大学戦です。苦しい展開の中、ベンチでデータのiPadを持つ手は震え、息をすることも忘れそうなくらいでした。負けが決まった後、感じたことは圧倒的な自分の無力さです。選手ではない私はコートに立つことも、ボール出しをすることもできません。そして、監督やコーチ、4年生のようなプレーに関する指示を出すこともできない。マネージャーという立場でできることの限界を感じました。
マネージャーは試合でコートに立つことも、ボールを触ることもできません。だからといって最後は選手たちが勝敗を決める、そんな他力本願な気持ちでベンチにいるつもりはありません。ベンチに座らせてもらう、データという役割を任せてもらうからにはチームの一員としての責任をもって目の前の試合に向き合うつもりです。、そのために言われたことをこなすだけではなく、他にチームの勝利に貢献できることがないかを常に考え、自分なりに工夫していくつもりです。
最後になりますが、会場に足を運んでくださった皆さま、配信を通じて応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。また今週から新チームでの練習が始まっております。今後とも変わらぬご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。