男子

人は変われる、強くなれる

法学部法律学科4年  山元 康生

日頃よりお世話になっております。
法学部法律学科4年の山元康生と申します。

願わくば、今日が一部復帰をかけた大一番の前日でありたかったのですが、秋季リーグは二部4位という結果で幕を閉じました。主将として、4年生として、何としてでも一部リーグで戦う権利を後輩たちに残したいという一心で取り組んでまいりましたが、ただただ悔しいという一言に尽きます。

しかしこの秋リーグで、自分自身の変化を実感した部員はとても多かったのではないでしょうか。少なくとも、私はこのチーム全体を見ていて、コートに立った選手だけではなく、それを支えながら共に戦った選手・スタッフの多くがバレーボーラーとして、人として大きく変化したと感じております。
それは行動やプレーの結果で目に見えた成長を感じることができましたし、先日行った秋リーグ振り返りミーティングでは、どの部員もこの期間の経験を自分なりにかみ砕き、今後の糧にしていく旨の発言をしており、私自身とても嬉しかったというのが本音です。

みんなにはぜひこの経験を、強い信念を持って日々の練習からさらなる成長に繋げていってほしいと心の底から思っています。
このチームはとても頭の良い人間の集まりです。これはダメなことだよね、それはこうするべきだよね、などと物事を理解する力は優れていると思います。でも、それをどれだけの人間が毎日の練習に落とし込み、取り組めているでしょうか。
表層的な理解や一時的な悔しさだけでは継続することは難しいと思います。

「人は誰にも変えられない」

こんな言葉もありますが、自分の行動を決めるのは自分自身の頭と心です。
いくら人に何を言われても、心の底から変わる決心をしなければ、行動は変わりません。少なくとも、気を抜いた瞬間にボロが出ます。
だから自分で変わるしかないのです。

伝えたいことは、様々な経験を得て形成された自分なりの“強い信念”をもって日々の練習、試合に取り組むことの大切さ。
人間なので好不調の波は必ず訪れますし、うまくいかないことだってたくさんあると思いますが、自分自身の原点に心の底からの強い思いがあれば、それは必ず日々の積み重ねへと繋がり、成長できる・強くなれるはずです。

バレーボールで結果を残せなかったということは、単純にその能力が足りなかった、一部復帰を果たせるチームが作れなかったということです。それは最上級生、そして主将の責任であり、僕だけがその責任を痛感し、反省しなければならないことです。
それでも時間は止まりません。1か月後には全カレがあり、3年生以下はまた次の春リーグが訪れます。個々のスキルを高め、チームとしての成熟度を高め続けなければいけません。

このチームには素晴らしいポテンシャルを持った選手や目立たない場所においてもひたむきに努力を続け、チームを支えることができる人が集まっています。私はとても素敵な仲間であると思っていますし、もっともっと強くなれるはずです。

 

まずは全カレに向けて、今年のチームの集大成、完成形として戦うべく日々の練習に全員で打ち込んでいく所存です。OB・OGの皆様、今秋季リーグも数多くのご支援、ご声援のほどありがとうございました。望んだ結果とはなりませんでしたが、塾バレー部はチームとしても、個人としてもこの期間の経験を糧に、一回りも二回りも成長していきます。今年のチームにおいても、全早慶明や全日本インカレと試合が続いてまいりますので、最後までどうぞよろしくお願いいたします。

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