朝夕の風に秋の涼しさを感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
商学部2年の井辺朝子です。
私は昨年の9月末に入部しましたので、本格的な夏練は今回が初めてとなります。バレーボールだけにひたすら打ち込める機会だ!実り多きものにしよう!と意気込んで始まった夏休みですが、もう折り返し地点に来ているのかと、時の流れの早さに驚かされます。
この夏は私にとってメンタル面での成長の機会だと感じています。
バレーボールを再び始めた頃は、バレーボールが出来る楽しさと、少しずつでも確実な成長を実感出来る喜びで溢れる日々でした。
しかし少し前から、何をどうやっても上手くいかない、解決しようと考えれば考えるほど、余計に思い通りにならないという毎日が続いていました。チームメイトは日に日に上達していくのに、自分は前進しないどころか後退してしまっている気がして、焦りばかりが募り、努力が空回りしている状態でした。
楽しいからこそ続けていたバレーボールに対して、楽しいという感情を持てなくなっていることに気付き、そんな自分に失望してしまった日もあります。ですが、これも真剣にバレーボールという競技に向き合っている証拠だと自分を鼓舞し、折れてしまいそうになる心を何とか繋ぎ止めてきました。
そんな自分を支えてくれたのは、仲間の存在でした。ときに厳しいながらも、愛情深く接してくださる先輩方、がむしゃらにプレーする後輩達。そして、嫌な顔ひとつせず自主練に付き合ってくれ、共に悩み、励まし続けてくれた同期。仲間がどんなときも側に居てくれたからこそ挫けず、前を向くことが出来ました。
楽しいと感じられない時期にこそ、先を見据えていかに努力し続けられるかが、成長の鍵であると思います。ただ現状を悲観するのではなく、自分自身を一段階、二段階もパワーアップさせる機会だと前向きに捉え、より一層練習に励みます。
先の見通しがつき辛い状況が続きますが、くれぐれもご自愛ください。
長文、乱文失礼いたしました。