男子

自己紹介

経済学部2年  石田玲之

皆様、はじめまして。
この度、慶應義塾体育会バレーボール部の一員となりました、経済学部2年生の石田玲之(いしだあきゆき)と申します。

まず自己紹介に先立ちましてこの場をお借りして、バレーボール選手としての特筆すべき実績もなく、2年生の夏という中途半端な時期からの途中入部となる自分を受け入れてくださった部の先輩方、同期、後輩、星谷監督、そして全ての関係者の皆様に深く感謝申し上げます。ありがとうございます。

私は東京タワーのすぐ隣に位置する芝高校というところで高校からバレーボールを始め、ミドルブロッカーを務めていました。高校時代の部活動はコロナ禍による活動制限や大学受験の準備のために2年にも満たない期間ではありましたが、仲間達とバレーボールをする楽しさを知るには十分な時間でした。引退時にはもうこのチームでプレーする事の出来ない悲しさと試合に負けた悔しさで涙を流した事を覚えています。

辛い受験を終えて慶應義塾大学に入学した当時の私には体育会に所属するという選択肢は露程にもありませんでした。受験期の鬱屈とした気分を晴らすべく時には羽目を外して友達と馬鹿なことをしたり、サークルでバレーボールを続けたりと所謂「大学生らしい」と言われる様な楽しい日々を送りました。ここで入ったサークルでは先輩や同期達に恵まれたことで、しばらく離れていたバレーボールという競技自体の楽しさを再確認し、真摯に向き合い、引き込まれていく様になりました。このサークルがなければ私が体育会へと挑戦するという決断をすることはなかった様に思います。

そんな私が慶應義塾体育会バレーボール部に所属するきっかけとなった出来事が今年の6月8日に行われた早慶バレーボール定期戦です。サークルの仲間達と観戦しに来ていた私に体育会OBである穂坂先輩(1975年卒)と藤澤先輩(1992年卒)より「体育会のチームで一緒にやらないか」、「次記念館で早慶戦をやる時は観客席じゃなくてコートに立たないか」と声をかけて頂けました。突然の事で全く理解が追いつかず最初は困惑しましたが、同時にお声がけいただいた事がとても嬉しかった事を覚えています。また体育会OBで元日本代表主将の柳田将洋選手(現・東京グレートベアーズ/2015年卒)からも「体育会入れよ約束だぞ」と声をかけて頂きました。柳田選手にとってはただの冗談だったのかもしれませんが、中学生の頃からテレビで観ていた憧れの人からのその言葉は20歳のバレーボールが大好きな青年である私の心に火を灯すにはあまりにも十分すぎる程に強烈でした。大学に入りサークルでバレーと向き合う中で若干の物足りなさを覚え、自身のポテンシャルを開花させるためによりレベルの高い場所を求めていた私はこの機会を逃すことはできないと8月頃から体育会の練習に参加させていただく様になり、この度正式に入部させていただくこととなりました。

私はこの慶應義塾体育会バレーボール部での活動を通じて自身に限界を定めず様々な事に挑戦し自身の可能性を少しずつ広げていくつもりです。幸い私はバレーボールをする事において恵まれた高い身長を持ち合わせて生まれてきていますが、この高さを活かすための技術や、日々の練習や日常における部員としての心のあり方、また筋力や体調管理などの身体面どれをとってもまだまだ未熟であることを日々の練習で痛感しています。途中入部という立場だからこそチームに1日でも早く貢献出来る様に心技体全てにおいて努力を惜しまず、私を応援してくれている家族や友人、受け入れてくれた部員の皆、そして自分自身のこの大きな挑戦に少しでも報いてみようと思います。まずはチームの目標としている『日本一』の通過点となる秋リーグ制覇、一部復帰に向けて自分にできることを一つずつ丁寧に実践していく覚悟です。これから2年と3ヶ月という限られた時間にはなりますが何卒よろしくお願いいたします。

乱文失礼いたしました。

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