男子

伸ばすのは背筋だけではなく

文学部2年  渡邉 莉子

お世話になっております。文学部2年の渡邉莉子です。
本格的な秋に突入し、肌寒いと感じることが増えてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。急激な温度変化は体調を崩す原因になりますので、くれぐれもご自愛ください。

本題に入る前にご報告です。このたび、義塾バレー部公式インスタグラムのフォロワー数が 5000人 を突破いたしました。私が入部した当初は約2500人ほどで、「卒業までに5000人に到達させたい」と密かに目標を立てていました。こうして達成できたことに驚くと同時に、心から嬉しく思っています。日頃より義塾バレー部を応援してくださる皆さまに、改めて厚く御礼申し上げます。もちろん、フォロワー数は応援のすべてを表すものではなく、あくまで「数字」にすぎません。それでも、義塾バレー部の活動や魅力をより多くの方に知っていただく一つの指標として、「引退までにフォロワー1万人」を新たな目標に掲げ、これからの投稿企画や編集のモチベーションにしていきたいと思います。今後も、「どのような発信をすれば、より多くの方に、より深く応援してもらえるのか」を模索しながら、義塾バレー部の魅力をお伝えしていきますので、引き続き、公式SNSへのご注目と温かいご声援をよろしくお願いいたします。

さて、本日は「姿勢」について、日頃練習に参加していて感じていることをお話ししようと思います。私はよく反り腰になってしまうのですが、それを人に指摘されてからというもの、練習前後の課題共有の時間ではデスクワークの目標とは別に、「フロアにいるときは姿勢を良く保つようにします」とペアになった選手に伝えるようにしています。かごからボールを出して打ち手に手渡すなど、かがむ動作が多いメニューでは、「ボールを早く渡さなくては…」と焦ってしまい、姿勢まで意識が回らないこともあります。しかし、サーブ練でリベロを抜けてきたボールを待つときや、キャッチ練で台の上のサーバーにボールを渡すときなど、比較的直立の姿勢が続く場面では、反り腰にならないよう努めています。そして、この目標を課題共有で伝えるようになってから、一つ気づいたことがありました。それは、「毎日フロアに出て練習に参加する上で、人に言える明確な目標を持つこと」は当たり前のようでいて、非常に大切だということです。私はスタッフであり、選手のようにプレーに関する課題がないため、以前はデスクワーク中心の目標を立て、練習後にその振り返りをすることが多くありました。しかし、リーグ戦で勝つために最も重要なのは、日々の練習の積み重ねを選手が試合で発揮できるようにすることです。つまり、スタッフとしての仕事をしっかりこなすことは前提として、康生さん(山元・法4/主将)がよくおっしゃっているように、「周りが練習の雰囲気づくりを意識して臨むこと」が、勝利に直結するのだと感じるようになりました。私は練習中、選手のようにプレーで示すことも、アナリストのようにアドバイスすることも球出しで貢献することもできません。しかし、得点板の横で立つ「姿勢」や、ボールを拾いに行くときの「姿勢」など、自分にできる形で“良い練習”を支えることはできると気づきました。春リーグ後のスタッフ同期ミーティングで、遥大(長坂・商2)が「なるべくフロアにいる時は明るい顔でいよう」と言ってくれたように、良い「姿勢」を持って練習に臨むスタッフの存在も、良い練習を生み出す一因になりえるのだと、改めて感じています。

このように、私にとって「姿勢」とは、単に体の姿勢だけでなく、練習や仕事に臨む“心の姿勢”でもあります。良い「姿勢」でチームにプラスな影響を与えられるように努力していきたいです。

最後になりますが、今週のリーグ戦では、春季リーグで惜しくも敗れた日本大学および中央学院大学との対戦を控えています。一部復帰を目指すうえで、絶対に負けられない重要な試合となります。皆さまの温かいご声援を、義塾バレー部一同心よりお願い申し上げます。

乱文失礼いたしました。

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