女子 #日記

勝負の途中

文学部3年  渡辺凜

日頃よりお世話になっております。
文学部3年の渡辺凜です。秋晴れの澄んだ空が広がるこの頃、皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

10月4日(土)に秋季リーグ第5戦目、10月5日(日)に第6戦目が行われました。結果は以下の通りです。

10月4日(土) vs育英大学
①21-25
②18-25
③22-25
セットカウント0-3で本塾の負け

10月5日(日) vs武蔵ヶ丘短期大学
①18-25
②20-25
③31-33
セットカウント0-3で本塾の負け

通算0勝6敗となっております。

秋リーグも折り返しを迎え、ここからが本当の勝負だと感じております。ここまでの戦いを振り返ると、どの試合にも「あと一歩」の場面がありました。

この夏、自分はずっと「自分はチームに何ができるのだろうか」と考えていました。目に見える形でチームを支えられないもどかしさがありました。もうすぐ代替わりを迎えるというのに、自分は本当に次のチームを引っ張っていく覚悟があるのか。練習に真剣に取り組みながらも、どこかで「まだ自分は4年生の背中に守られている」と感じていました。先輩方の存在は本当に大きく、コートの中での一言、雰囲気の作り方、苦しい時でも前を向く姿勢。そのすべてが、自分たちの支えになっています。でも同時に、そんな先輩たちに「ついていく」ことに安心してしまっていた自分もいました。ですがあと1ヶ月でその背中を追う側から、“自分たちが背中を見せる側”へと変わらなければなりません。身に染みてそう実感するようになったのは、恥ずかしながらここ1ヶ月のことです。

悔しい試合が続く中で、チームの雰囲気をどう変えていくか。それを自分が考え、行動する立場にあるのだと実感しました。普段の練習中の声掛けや雰囲気作り、誰かの小さな変化に気づいて寄り添うこと。それら一つひとつを「自分の役割」として意識し始めたとき、チームを支えることの本当の意味が少しずつ見えてきた気がします。チームのためにできることは、まだたくさんあります。技術的にも、人としても、まだまだ足りない部分ばかりです。それでも、まずはこの秋季リーグで全員で勝つために、自分ができることを全うして、少しでもチームに貢献できればいいなと考えております。

本日行われた武蔵ヶ丘短期大学との試合では、第3セットを31-33で落とすという非常に悔しい結果となりました。苦しい展開でも全員が声を出し続け、最後までボールを追い続ける姿がありました。

負けを、ただの結果で終わらせたくない。この経験を、次に繋げる責任が今の自分たちにはあります。その意識を一人ひとりが持つことで、チームはきっと強くなる。その先に続く全員バレーの未来を、私たちの手で築いていきたいです。

最後となりますが、いつも応援してくださる皆様、本当にありがとうございます。皆様のご声援が、どんな時も私たちの力になっています。次戦こそ、この悔しさを力に変えて、全力で勝ちに行きます。今後とも温かいご声援のほどよろしくお願いいたします。

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