日頃より大変お世話になっております。
経済学部1年の中島昊です。
夏の蒸し暑さもだんだんと薄れ過ごしやすくなってまいりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は長かった夏休みが終わってしまったことを残念に思うと同時に、新たな学期が始まることに期待を寄せております。
さて私はこの夏ににたくさんの本に出会いました。その中で特に印象に残った言葉があります。それが「文武一道」です。
一般的には文武両道という言葉を耳にすると思います。文武は頻繁に勉強とスポーツに置き換えられこの二つを両立することは素晴らしいことだと学生であれば耳にタコができるほど聞かされるでしょう。
しかし、文武一道は一つのことを極めることであり、「文」を極めれば「武」が見えてきて、「武」を極めれば「文」が見えてくる。どちらも極めれば行き着く境地は同じところにあるという意味が込められています。一つのことにひたむきになれば必ず道は開ける。自分に素直になり、大切だと思えることに真っ直ぐに向かって行く。そうして自分に合った井戸を掘り続けることで最後は大海に辿り着く。
井戸は大海に通じているのである。
これはまさにバレーボールにも通じています。
バレーボールでは当然文武両道のようにレシーブもスパイクもトスも全てできることが理想でありそれを目指すべきですが、人には得意不得意があります。全ての人が最低限のスキルを持っていることが前提ですが、自分はスパイクが得意だからそれを伸ばしてチームに貢献する。別の人はレシーブが得意だからそれでチームに貢献する。また別の人は作戦を練ることが得意だからアナリストとして貢献する。
そしてそういう人が集まることでより強いチームが生まれます。
現在塾バレー部は秋季リーグ4戦4勝と好調の滑り出しを見せていますが、今後一部復帰という目標への道のりはより険しいものとなるでしょう。その中でも私は自分の選んだ井戸を信じひたむきに向き合うことで、一部復帰という大海へ辿り着けるよう精進して参りますので、今後とも塾バレー部への変わらぬご支援を賜りますよう何卒よろしくお願いいたします。
乱文失礼いたしました。