日頃よりお世話になっております。法学部法律学科2年の稲井正太郎と申します。
夏の暑さも次第に収まり、例年通り秋雨前線の影響を受け涼しくなる日々が増えて来ましたが、皆様如何お過ごしでしょうか。私は前半期の成績開示を満足いく結果で乗り越え、後半期もこの調子で行くと息巻いていた矢先、先日の履修抽選で大敗を喫し焦りを感じております。
今回は「真のスパイカー」について私の意見を綴らせていただきます。つい先日行われていたネーションズリーグで日本は予想外の早々の敗退となり大きな話題になり様々なSNSで日本代表敗退のニュースを見ました。そして、そのニュースのコメント欄を見てみると「セッターが悪い」「トスがひどすぎる」などといった永露選手への批判が多く寄せられていました。そのようなコメントを見て私は永露選手のプレーより石川選手の試合中のずっと首を傾げたり諦めたようなプレーに違和感を覚えたので私自身の考えを述べさせていただきます。あくまで以下は私個人の意見であり異論は無論歓迎いたします。
私のスパイカーとしての信念で「絶対にトスのせいにしない」というものがあります。もちろん足あたりにトスが来たりエンドラインからのクイックトスが来たりするなど限度はあるとは思いますがそんなことはあり得ませんし、何より塾バレー部のセッターは全員スパイカーに献身的でどんな時でも最大限丁寧に、スパイカーに打ちやすいトスを供給しようと日頃から必死にトスをあげてくれています。それでも人間ですからどんなに凄腕のセッターでもミスをすることはあります。そのような時に打つ気を見せなかったり、投げやりになったりして、その後ミスをしたり決められなかった際に「トスが悪いから」という言い訳は最低ではないでしょうか。まずはどんなトスでも決める。つなぐ。返す。そのようなスパイカー自身ができる最大限の努力をした上で、セッターと話し合い、より良いトスを要求し、また全力でスパイクを打つ。それこそが真のスパイカーなのではないかと私は考えます。悪いトスを上げようと思って上げるセッターはいません。これは私自身サブポジションがセッターなため自信をもって宣言いたします。その上でどんなトスもセッターへの感謝の意を持ってそれに見合うプレーをするのがスパイカーとしての礼儀だと私は考えます。
リーグ戦も中盤に差しかかり、ここまで4戦4勝と、幸先の良いスタートを切ることができています。残り7試合、塾バレー部のセッターは日の丸を背負い戦っている天才、松田(商1)なため素晴らしいトスしか来ないとは思いますが、どんなトスにも全力で向き合う私の描く真のスパイカー像を目指して戦い抜きますので、これからも塾バレー部の応援をどうぞよろしくお願いいたします。
乱文失礼いたしました。