嵐のような豪雨が明け、太陽が昇り本格的な夏の始まりを感じてまいりました。
皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
法学部法律学科4年の三浦麻莉子です。
先週の日曜日をもちまして、交流戦全6試合が終了致しました。
このタイミングでブログが回ってきたということで僭越ながら上半期の総括を簡単に述べさせていただきます。
この上半期は「不透明かつ予測不能な状況をどう乗り越えていくか」という課題が重くのしかかっていたように思います。コロナウイルスによる活動の制限は未だ残っており、従来のような部の活動は戻ってきたとはいえません。館山合宿、柿崎合宿は中止となり、春リーグ、東日本インカレも中止。練習量不足による不安、開催されない試合に対してのモチベーション維持の困難等、乗り越えるべき課題が沢山ありました。
けれど私はこの上半期を振り返ってみて、この状況でだからこそ得られたものも沢山あったと思います。
1、2月は対面での活動自粛を余儀なくされ、オンライントレーニングに励みました。このフィジカルの強化を図る期間があったからこそ、個人のパフォーマンスが向上したと感じています。また、この自粛という辛い期間を、画面越しでお互いを励まし合いながら乗り越えたことで、チームの結束力がより強固になったことが、この期間の一番の収穫だったと思います。
3月は高橋有紀子さんにコーチとして来ていただき、チームのスキル向上月間となりました。高橋さんを通じて多くの方に練習に来ていただき、本当に沢山のことを教えていただきました。合宿や試合が軒並み中止となった中で、何かチームとして取り組みを行いたい。そんな4年の強い気持ちをOB OG会に汲んでいただき、沢山の方の協力で実現した取り組みでした。だからこそ、この一ヶ月は私にとってかけがえのない経験をさせてもらった期間となりましたし、チームのみんなにとってもそうであったらいいなと、勝手ながら思っています。
4、5、6月は、まさに暗中模索の日々でした。中止になる試合、不確定な先の交流戦、、、。
チーム全員が、各々なんともいえない感情を抱えていたのではないでしょうか。それでも、4月には新入生が5人も入部してくれ部に新しい風が吹きましたし、5月は取り出し練習期間にあて、縦割りミーティングを活用してモチベーションの維持を図り、チーム全員でこの期間を乗り越えるべく努力しました。そうしてやっと実現した交流戦。非公式であれ上半期の集大成を出せる場を得れて良かったです。
このような上半期を終えて、私は「不透明かつ予測不能な状況をどう乗り越えていくか」という課題に対しての答えを自分なりに考えてみました。それは、「最善の今を積み重ねること」ではないかと思っています。不透明かつ予測不能とは、コロナの状況に限った話ではなく、個人やチームに対しても言えることだと感じます。絶対的なことなど存在しないし、変化するからこそ成長があると思うからです。だからこそ、変えることのできない過去に囚われたり、何が起こるかわからない未来に過剰に期待したり焦ったりすることは、あまりしたくないと思います。「最善の今」を考え抜いて実践すること。それが今自分にできる最大のパフォーマンスであり、そのような行動が過去の捉え方を変え未来を良い方向に変えるために必要なことだと感じます。
交流戦の結果は6戦全敗でした。この結果を真摯に受け止め、改善すべき課題を見極めて次に繋げていきます。私には、敗北して悔しい気持ちに勝る「まだこのチームとしてもっとやれる」という挑戦の気持ちが熱くあります。秋にからなずや勝利を掴めるチームになれるよう、下半期全力を尽くしていきたいと思います。
現役としての活動期間も残りわずかとなって参りました。
このような素晴らしい環境でバレーボールができていることは当たり前ではありません。平素より弊部の活動を支えてくださっているOBOG会の皆様に改めて感謝の気持ちを伝えさせていただきます。
そして何よりも、いつも1番近くで支えてくれている23名のみんなに感謝を。みんなのまっすぐでひたむきな姿が、私を動かす原動力となっています。せっかくやるなら明るく笑顔で、みんなとの1日1日を大切にしていきたいと思います。一緒に頑張りましょう!えいえいおー!
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。
長文・乱文失礼致しました。
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