入梅を間近に控え、気温の上昇とともに不安定な空模様が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
法学部法律学科三年の服部桃果です。
新型コロナウイルスの影響により、当たり前だった生活が変化してから早一年が経ちました。練習時間を短縮せざるを得なくなったうえ、大会が中止となり、また、プライベートに関しても会食や外出が制限されるなど、何かと暗くなりがちな出来事が続いております。しかし、そんな状況だからこそ自分と向き合う時間が増え、気付けたこともありました。
ちょうど日本で新型コロナウイルスが流行し始めた頃、何をやってもうまくいかず、頑張ることすらもやめてしまいたいと感じていた時期がありました。そんな気持ちのまま、活動自粛に。初めのころは、バレーボールがしたいという気持ちのほかに、心のどこかでほっとした気持ちがあって、このまま実家にいたほうが幸せなのではと思い込んでいました。しかし、そんなことはありませんでした。あんなに望んでいた心の休暇だったはずなのに、なぜか張り合いがなく、気が付いたら、オンラインでのトレーニングと外トレが楽しみに。決して筋トレやランニングが好きなわけではないけれど、これをがんばったらバレーがうまくなるかもと一生懸命になっている時が一番充実していることに気が付きました。
現在私たちは、ありがたいことに、日々の練習を通して一生懸命になる機会をいただいておりますが、新型コロナウイルスの影響によって行動が制限されている現状において、何かに打ち込むというのはなかなか難しいように思います。試合が延期になったことによってモチベーションが下がり気味になったり、自分のできないことばかりが目について落ちこんだり、毎日練習していれば暗くなることもありますが、そんな時こそ、本気で一生懸命になれることがあって、それをみんなで共有できているということ自体が幸せなんだということを思い出せたらいいなと思います。限られた時間ではありますが、こうして大好きな仲間と大好きなバレーボールに打ち込めることに感謝し、一本一本を大切に精進して参りますので、今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。
乱文失礼いたしました。