平素よりお世話になっております。総合政策学部1年の中村玲央です。朝夕は少しずつ過ごしやすくなってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。季節の変わり目で体調を崩しやすい時期でもありますので、どうかご自愛ください。
以前の活動日誌ではリハビリを中心にご報告しておりましたが、現在ではリハビリを継続しつつ、練習にも積極的に参加させていただいております。少しずつ体を動かせる範囲が広がり、復帰に向けて確かな手応えを感じております。
また、今シーズンでは初めてベンチメンバーに入ることができました。約1年ぶりに仲間とユニフォームを着てフロアに立つことができたことは大きな喜びでした。そして、ベンチから見た仲間の輝く姿は、自分にとってかけがえのない刺激となりました。一方で、プレーでチームに貢献できなかった悔しさも強く感じました。その気持ちを原動力に変え、練習の一つ一つに全力で取り組んでいきたいと思います。
さらに、ベンチに立つことで多くの学びを得ることができました。試合に出ている仲間の姿を間近で見る中で、特に感じたのは「ピンチの場面でこそ冷静に判断できる選手になりたい」ということです。厳しい状況でも落ち着きを失わず、仲間を支えられる選手こそ、チームに本当に必要とされる存在であると実感しました。自分もそのような力を身につけ、苦しい場面で頼られる選手へと成長していきたいと思います。
私が本当に居たい場所はベンチではなくコートの上です。そして、そのコートに立ったときに仲間から信頼されるだけでなく、「コートの上にいるべき選手」だと思ってもらえる存在になりたいと強く感じています。その景色をもう一度見るために、仲間と切磋琢磨しながら、技術面だけでなく精神面や生活面でも成長していけるよう努めてまいります。誰からも認められる選手となれるよう、日々を大切に過ごしていきます。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。