桜が咲き誇る季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は満開の桜よりも、例年のごとく春の花粉に苦しむ同期を目にすることで春の訪れを感じております。理工学部3年の金子奈津実です。
2月末に活動を再開した私たちですが、22日の緊急事態宣言の解除を皮切りに練習試合がスタートしました。特に今週はたくさんの学校と練習試合を重ね、成長を感じると共に、その何倍もの課題を見つけることの出来た1週間となりました。
さらに、23日にはお世話になった先輩方の卒業式があり、チーム2020を引っ張ってくれた2人が袴姿で練習を見に来てくださりました。あの綺麗な袴姿でわざわざ蝮谷体育館までの長い鬱蒼とした階段を下りてきてくださったと思うと、とても嬉しく、そしてその姿を想像して面白くもありました。
そんなこともあり、私はふと練習試合に向かう電車の中で昨年度のことを思い出していました。
春、秋リーグ共に中止となってしまった昨年度。リーグ中止の中モチベーションを保つことに苦労しながらも秋リーグ代替試合に全力を注ぎ、ひたすらに駆け抜けた1年間。当時2年生だった私は、コートの中では先輩方におんぶにだっこで、いつも励まされ、カバーされ、助けられてきました。
さらに遡って1年生の頃に至っては、どんなに不甲斐ないプレーをしても先輩方は私を責めるどころか支えてくださったことを今でも鮮明に覚えています。
そんな私も4月からもう3年生。上級生となります。私は先輩方のようになれるだろうか。不安は常につきまといますが、今の自分ができることを精一杯やり続け、チームに貢献していきたいと思います。
去年のバレーがしたくてもできない苦しさに比べれば、練習試合続きの体の辛さなんて何ともありません。バレーボールが思いっきりできる幸せを噛み締めながら、今この環境を作り出してくださった全ての方々への感謝を忘れない。そして、まずはチーム2021で上半期を乗り越える。結果を出すことで私たちを応援してくださる皆様に恩返しをしたいと思います。3部2勝を果たすべく、部員一同精進致しますので、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します。
そして、新入生の皆さん!
もうすぐ入学式ですね。私たち体育会バレーボール部女子は、プレイヤー・マネージャー共に大募集しています。現在、主にSNSを通じて新歓を行っているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。たくさんの新入部員をお待ちしております!!