女子 #日記

貪欲に、自信を持って

商学部2年  渡辺咲理奈

日頃よりお世話になっております。

商学部2年の渡辺咲理奈です。

突然ですが、TBSの医療系ドラマ「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」をご存じでしょうか。
私は先日、同期と現在公開中の映画「TOKYO MER劇場版」を観てきました。ドラマから大好きなこのシリーズは、命を懸けて人を救う姿に胸を打たれ、観終わった後に自然と自分も頑張ろうと思わせてくれる、笑いあり涙ありの物語です。まだご覧になっていない方には是非おすすめしたいです。

今回のブログでは、その「TOKYO MER」に登場する印象的な2つの言葉を紹介しながら、自身の部活動での最近の学びや決意について書きたいと思います。

一つ目は、一番の名台詞とも言える「待っているだけでは、助けられない命がある」です。ドラマに登場する医療チームは、助けを求める人をただ待つのではなく、どんな現場にも自ら飛び込んで助けに行くという理念を持っています。

この言葉をバレーボールに置き換えると、私は「待っているだけでは、届かないボールがある」と表せるのではないかと考えました。バレーでは、守備におけるディグやブロックをはじめ、ボールを必死に追いかける場面が多くあります。そのような場面で、当たり前のことではありますが、どんなボールに対しても全力で追いかけることが何より大切です。
普段の練習でも、例えばツーメンの場面で、主将の未羽さんが「無理だと思うボールでも、まずは走ってみることが大事」と常におっしゃっています。その言葉のように、どんなボールも貪欲に追いかけていくうちに、ディグでもブロックでも守備範囲が広がっていくのではないのかと思います。ドラマの言葉を自分なりに重ねた形ではありますが、一歩でも早くボールに届くという気持ちを胸に、これからもプレーしていきたいと思います。

二つ目は、特別に珍しい言葉ではありませんが、物語の中で医師が患者さんに向かって口にした「絶対助けますから」という言葉です。医師は「絶対」や「必ず」といった断定は避けるように教えられるそうですが、その医師は、あえてそう言い切ることで患者さんだけでなく、自分自身も奮い立たせ、確証がなくてもそう信じることで勇気づけられているのだと語っていました。

この姿勢は、私たちのバレーにも通じると感じました。つい先週の柿崎合宿で、松尾監督から「まずは全員が自信を持ってプレーし、強そうに見せることが大事だ」と教わった場面があります。根拠がなくても、まずは自分を信じ、思い切りプレーすること。そして勝てると信じること。それは簡単そうでいて、意外と出来ていなかったことに気付かされました。特に私はバレー経験が浅い分、ミスを恐れて消極的になりがちですが、コートに立つ以上は自信を持って、堂々とプレーしたいと思います。

ドラマの言葉に背中を押されるように、私も初心を忘れずに、まずは自信を持ちながら、貪欲にボールを追いかけ、これからの練習に臨んでいきたいです。

最後になりますが、暑さの厳しい日々が続いておりますので、くれぐれもご自愛ください。

長文、乱文失礼いたしました。

“貪欲に、自信を持って” への1件のコメント

  1. 茅島秀夫 より:

    素晴らしい!Z世代は、世の中ではコスパタイパと言われていますが、これを読むと、そういう人ばかりではないということがよくわかります。最終的にということよりも、試合一つひとつを大切な経験として、勝つ喜びと負けた時の学びを大事に、学生時代の宝物の時間の中で、人として成長していってください。応援しています。

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