男子

限界突破

法学部政治学科2年  石原 猛

日頃よりお世話になっております。
法学部2年、アナリストを務めさせていただいております、石原猛と申します。
多くの学生が睡眠不足に陥るテスト期間を通り越し、夏休みに突入いたしましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。私といたしましては、入部以来初めて活動日誌のネタ切れに直面し、非常に苦しい時間を過ごしております。

塾バレー部にとって夏休みは、各々の強みを磨き、弱みを克服できる貴重な期間です。私もこの期間にしかできないことをしようと思い、予定がない日には可能な限り選手の自主練習に付き合い、また少しではありますがトレーニングも行うようにしています。

近頃の私は映画鑑賞がマイブームとなっております。過去あまり見たことがない作品を鑑賞しようと思い、各配信サービスや映画館などで様々なジャンルの映画を鑑賞しています。その中で印象に残ったのが『ドクターX』です。長年ドラマシリーズとして人気を誇っていた作品の集大成でもありますが、予備知識がなくとも十分楽しめるものと思いますので、皆様もお手隙の時間にぜひご覧いただければと思います。以前どなたかの活動日誌でも取り上げられていた気もしますが、『ドクターX』を知らない方に簡単に説明いたしますと、天才外科医の大門未知子のお話です。大門未知子は、手術の大事な場面でよく、「私、失敗しないので」というセリフを発します。このセリフは、自身の手術の腕を信頼し、どんなに難しい手術でも必ず成功させるという確固たる自信が表されているものです。以前のドラマではここまでで解釈は止まっていたのですが、本映画では技術があるから必ず成功するという意味のみならず、なにがあっても誰であっても、患者の生命を見捨てないという、諦めない強い心が見て取れました。諦めの悪さというのは時に短所に、そして時に長所になる、いわば諸刃の剣です。しかし、どんなに厳しい状況でも、諦めずにいれば何かしらの活路は見えてくるだろうという根拠のない自信も時には大切だと、本映画を通じて感じました。

先日の猿渡(経1)の活動日誌にもあった通り、我々と活動を共にしていたAntoineが留学期間を終え、帰国しました。常に明るくポジティブで、長期でチームに携わる我々と同じ熱量を持ち、関東一部復帰という目標を心から願っていました。彼もまた、この根拠のない自信を持ち合わせる、強い反骨精神の体現者でした。そんなAntoineと大門未知子を見習い、自分はこんなものではない、慶應はこんなものでは終わらない、という常に上を目指す姿勢を忘れず、秋リーグ開幕までの残り約1ヶ月を通してさらに成長できるよう部員一同精進してまいります。
今後とも変わらぬご指導ご鞭撻、そしてご声援のほど、よろしくお願いいたします。

乱文失礼いたしました。

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