日頃よりお世話になっております。
看護医療学部2年の小栁ここです。
厳しい暑さが続いておりますが、team2025は熱き上半期を終え、集大成の下半期へと突入しました。ただいま「集大成の下半期」、と述べましたが、自分は「さらなる飛躍を秘めた下半期」でもあると考えております。
上半期においては、目標としていたリーグ戦での4部優勝・3部昇格を果たし、達成感や喜びを多く味わう時間でした。これはチーム全員がさまざまな試行錯誤の中で成し得た結果であり、試合期間を経て多くの成長と課題を手にすることとなりました。
3部昇格を果たしたことで、来たる秋リーグは新しい舞台で戦うこととなります。試合数もセット数も増え、この期間でチーム全員が大きな成長を遂げることができる、そんな意味を込めた「飛躍の下半期」であります。
さて、ここからは「飛躍の下半期」において自分が飛躍したい点について少しお話ししたいと思います。
バレー人生をリベロに捧げてきた自分は、多くのリベロの先輩方の姿を見て、自分なりに理想のリベロ像を追ってきました。身近な中高大バレー部の先輩方はもちろんのこと、春高で活躍する選手や、日本代表選手など、それぞれのリベロが自分の色を持ってコートに立っていると感じています。
そんなリベロの先輩方の背中を追ってきた中で、私は自分の理想のリベロ像に、大きな2つの存在意義を考えています。
1つは「チームに1点をもたらす縁の下の力持ちであること」、2つ目は「チームを『上げる』レシーブの主役となること」です。
1つ目に挙げたのは、文字通り「縁の下の力持ち」としての存在です。自分の手で直接点を取ることはできないけれど、自分のAカットで、自分の決死のレシーブで、チームが点を重ねることに貢献することに大きなやりがいを感じます。
2つ目に挙げた、チームを『上げる』レシーブというのは、『盛り上げる』の意味です。「上がらない」と思ったボールを誰かが上げた瞬間、チーム全体が高揚し、その全員の背中を押します。たとえその点を落としたとしても、ラリーの中で相手にダメージを与え、味方の高揚感を引き出すレシーブは、チームを盛り上げ、勢いを維持する大きな一手になります。
試合の流れがコートを支配するバレーボールでは、勢いに乗ったもの勝ちです。
チームを盛り上げるレシーブで、1点に繋げる。そしてレシーブの専門職であるリベロだからこそ、その1本目の主役になることができると思っています。
自分はそんなふうにチームをプレーで盛り上げるレシーバーとしてまだまだ未熟であるので、これこそが自分が飛躍したい点であると考えています。
「まだラリーは終わっていない」「まだボールは落ちていない」、「この1点必ず取る」とチームメイトに思わせる存在としてのリベロが、まさに自分の理想です。
バレーに存分に向き合うことができる夏休み、贅沢にたくさんの時間を使って自分の理想を追いかけていきたいと思います。
最後になりますが、日差しの強い日々が続きますので、くれぐれもご自愛ください。
長文、乱文失礼いたしました。