日頃よりお世話になっております。
法学部法律学科2年の久保田幸来です。夏真っ盛り、文明の利器に頼らないと耐えられないような暑い日々が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は夏の日差しに照り焼きにされるのではないかと思いながら日々を過ごしています。
さて、活動日誌を書くのも4回目ということで、何を書こうかなとここ1週間頭を抱えてまいりました。波乱万丈のない平凡な人生を送ってきた私にとっては、自分の人生経験を語るほどのエピソードもなく、また学校と家を往復する毎日で、用がない日は一歩も家を出ないインドア派の私にとっては活動日誌に書くことはとうにネタ切れでございます。とはいえ活動日誌は書かなければいけません。自分の名前をGoogleで検索すると、入部する前はアニメのキャラクターやラーメン屋が表示されていましたが、今は私の顔写真とともにこの活動日誌が表示されてしまいます。これはとても困りました。活動日誌を書くにしても万人の目にさらされてしまうのですから、しっかりとした文章を書かなければなりません。もちろんそうでなくてもですが。私、書き物はワクワクするため好きなのですが、文才があるわけではないのです。そうこう悩んでいるうちに1週間が矢のように過ぎ、只今活動日誌を書かなければとパソコンの前に座っているわけです。散々悩んだ挙句、「同期が何をかいているのかを参考にしよう」という答えに行きつきました。1週間前、同期の大山若葉(経2)のブログが上がっていました。彼女の上半期への強い決意が記されているので、ぜひ読んでいない方は読んでみてください。彼女の題名は「存在感」。ここ3週間ほど練習前のミーティングで、8月下旬にある柿崎合宿までの個々の目標を発表する時間があるのですが、そこで彼女が話していたことでした。そこで私も彼女に習って合宿までの自分のキーワードを書こうと思います。私の発表はまだですが、書こうと決めている言葉があります。それは題名にもあります通り「自律」です。
前置きが長くなってしまいましたが、私と「自律」という言葉の関係性について記したいと思います。「自律」とは、ドイツの哲学者カントによると「外部の権威や欲望に左右されず、理性によって自ら立てた道徳法則に従って行動すること」と定義されます。要は、自分を律してコントロールしなければいかんということですね。かんとだけに。さて、私が「自律」という言葉を知ったのは10年前、小学4年生の時です。この自律という言葉は私が尊敬する先生の一人である小学4年生時の担任の先生の好きな言葉でした。4月、その先生が担任になって初めてのホームルームでその先生は2つの“ジリツ”について熱く語ってくださいました。「自立」と「自律」です。「自立」という言葉は知っていましたが「自律」という言葉はその時初めて聞きました。安きに流されがちな私にとって自律という言葉はぴったりで当時の私に深い感銘を与え、自分の生活が乱れていきそうなときに自分自身に言い聞かせるような言葉となりました。そこから2倍の年齢になった今でも、一番好きな言葉です。もはや「自律」という言葉は自分自身のおまもりのような気がします。
体育会女子バレーボール部に入部して早1年3か月が経過しました。大学生活にも慣れ、部活の空気感にも慣れ、ちょっとした気のゆるみが現れ始める2年生。最近、気の緩みを先輩方に指導していただくことが増えてしまっています。また、練習のことでも「パスを一本一本丁寧にやっているか」と聞かれたら、自信を持って「はい」とは言えない自分がいます。いつしか基本的なプレーに対する意識が甘くなってしまい、流れ作業のように練習をこなしているだけになってはいなかったか。ミスをしても「まぁいいか」と流してしまったり、うまくいったふりをして次に進んでしまったりする場面が、1年次に比べて増えてしまっていたと感じます。自分を律することの大切さを改めて実感する日々です。このままではいけません。おそらく真剣にバレーボールができるのが最後である大学生活の貴重な時間を、無駄にはできません。この夏休みは、自身の行動を反省し、より一層バレーボールに真剣に向き合いたいと思います。自身が安きに流されそうなときは、もちろん「自律」という言葉を自分に言い聞かせて。振り返った際に充実した下半期だったと思えるような半年を、自分なりに作っていきたいと思っております。
今後ともご指導とご声援のほど、よろしくお願いいたします。
長文、乱文失礼いたしました。
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