平素よりお世話になっております。総合政策学部1年の中村玲央です。日々気温が高くなり、いよいよ夏本番を迎えております。体調を崩しやすい季節ではございますが、皆様におかれましてはどうかご自愛くださいますようお願い申し上げます。
さて、私事ではありますが、慶應義塾体育会バレーボール部に入部してから現在に至るまで、怪我のため思うようにプレーをすることができておりません。現在はリハビリを継続しながら、復帰に向けて少しずつ身体と向き合う日々を送っています。
プレイヤーとしてコートに立てない今、私はサポート側としてチームに関わらさせていただいております。高校時代は常に選手としてコートの中からチームと関わっていたため、外からチーム全体を見つめるという経験は私にとって非常に新鮮であり、多くの気づきを与えてくれました。
コートに立つ選手たちの姿や、監督やコーチの指導、チームメイト同士の声かけや動きの意図を冷静に見つめることで、これまで見えていなかった「バレーボールの全体像」に触れることができたと感じています。そして同時に、自分がこれまでどれほど多くの人に支えられてきたかということにも気づかされました。選手として日々練習に取り組むことができていたのは、先生方やチームメイト、支えてくださる多くの方々が時間と労力を惜しまず、自分の成長のために環境を整えてくださっていたからこそであると、今あらためて深く実感しています。
復帰までの道のりは決して平坦ではありませんが、この時間を決して無駄にせず、今だからこそ得られる学びと気づきを力に変え、成長していきたいと思っております。そして、再びコートに立ったときには、これまで以上に責任と感謝の気持ちを持ち、チームの力となれるよう努めてまいります。
今後とも、温かいご指導とご声援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
乱文失礼いたしました。