男子

「敬虔」「勤労」「高雅」

法学部政治学科2年  田渕美里

日頃よりお世話になっております。法学部政治学科2年、学連委員の田渕美里です。梅雨を忘れてしまいそうな日差しが見られますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。これを執筆しているのは6月27日、東日本インカレ4日目です。残すところ1日、最後まで気を引き締めて駆け抜けてまいります。

さて、今回は私の出身校について綴らせていただきます。中高生時代に目を向けてみますと、明るくのびのびとした校舎、温かくて個性豊かな先生方、優しくて穏やかながらもくだらないことで大笑いするような友人に恵まれた幸せな日々が思い出されます。そんな私の出身校は以下のような教育理念を掲げていました。

「敬虔」…常にわが身を振り返る素直な気持ち
「勤労」…皆のために身体を働かせるという実践を通じ、心性を高めること
「高雅」…人間性と気高い品格を備えた状態

正直在学中はこれらを特別意識することはありませんでしたが、今となってはどれも人生のあらゆる局面において大切なことであると感じています。体育会活動も例外ではありません。

「敬虔」は自分自身と向き合って仕事やプレーを振り返ることに通じます。基本的でありながら疎かにしてしまいがちなこのステップが、より良いものを作るにあたって重要な役割を果たすことをこの1年間で実感しました。
「勤労」はチームを想って行動することであり、特にスタッフには欠かせない要素です。自分以外の誰かのために自分が頑張るというのは一見矛盾しているようですが、その心意義があるからこそできることがあり、それはゆくゆくは自分にも還元されると考えます。
「高雅」が意味する人間性と品格を備えることは、周りからの信頼に繋がるはずです。
そしてこれらを実現するために必要とされることの1つが「慈悲」、言い換えれば「他人を思いやる心」です。これは先生方がよく口にしていた言葉で、今でも私のなかに色濃く残っています。

環境や仕事に慣れてきた今こそ、最も基本的かつ重要であるとも言える「敬虔」「勤労」「高雅」と「慈悲」に今一度立ち返り、今後の活動により一層精進してまいりたいと思います。

最後になりますが、春リーグ、早慶戦、東日本インカレと続いたシーズン前半を応援してくださった皆様、ありがとうございました。早慶戦では特にそうだったように、応援は確実にチームの力になります。また、SNSを通じて大会の感想や選手の写真なども見させていただいており、原動力の一部となっています。塾バレー部一同、一部復帰に向けて鍛錬を重ねてまいりますので、今後ともご支援ご声援のほどよろしくお願いいたします。

乱文失礼いたしました。

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