男子

文学部4年  山木 柊

日頃よりお世話になっております。文学部4年の山木柊です。
入梅の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。

先日、記念館にて第89回早慶バレーボール定期戦が行われました。
皆様お楽しみいただけましたでしょうか。
かくいう私は理想の早慶戦を大いに楽しみ、早慶戦翌日は1日の大半をエゴサーチに費やしました。

今回の活動日誌では、早慶戦について私の目線から書かせていただこうと思います。とても言葉にしきれない1年間の準備でしたが、今の想いを書かせていただきます。(UNIVAS様、ケイスポ様に記事にしていただいていますので、そちらも併せてご一読いただけますと幸いです。)
まずは、本大会にお越しくださった観客の皆様、会場設営や運搬で運営を支えてくださった方々、早慶戦を盛り上げてくれた応援指導部の皆様、素晴らしい試合を見せてくれた選手たちに感謝申し上げます。ありがとうございました。

そして初期の構想段階を含めると約1年、共に早慶戦を作ってきた運営メンバーのみんな。みんなのおかげで最高の早慶戦を作ることができました。圧巻の大観衆、最高の演出、あんなにも輝いている記念館は私1人の力ではとても見ることができない景色だったと思います。本当にありがとう。

本大会で私は運営統括責任者という聞こえは仰々しい名前の役職に就き、早慶戦が大学バレーが盛り上がっていく一つのきっかけになって欲しいという想いのもと、日本一の大会を目指して運営全体の指揮を執らせていただきました。
本大会の構想は、昨年の早慶戦反省会という名目で2024年7月7日、早慶の運営同期である、河村(経4/渉外主務)、西村(商4/慶應女子主務)、板垣(早稲田男子主務)、梶村(早稲田男子副将)、中河(早稲田女子主務)が集まり、「こんな早慶戦にしたい!」という夢物語を語り合ったところから始まっています。この時河村がとんでもない量の新企画を考えてきていて、リアリストの私は「どれも実現できるかはわからないなぁ」と思いながら聞いていました。この段階で色々な企画を握り潰さなくて良かったと今では心の底から思います。私の仕事はきっとこの人たちの「やりたい」を実現させることなのだろう、と思ったのもこの時です。

今回の演出の目玉は、選手入場の時のスモークと照明の演出です。この企画を聞いた時から覚悟はしていましたが、これまでの早慶戦で前例のないこの企画はやはり全企画の中で最もハードルが高く実現が難しいものでした。正直、実現のための労力を考えればこれまでやってこなかったのも納得できます。
その一方で、この企画を聞いた時、早慶戦を盛り上げたいという運営メンバーの想い、我々早慶が先頭に立って大学バレーを盛り上げていきたいという私の想いを体現したいい企画だとも思いました。
私たちが今大会で「前例」を作れば、後輩たちはもっとやりやすく大学バレーを盛り上げてくれる。選手たちにとって早慶戦はもっと特別な試合になっていく。そして、選手にとってもスタッフにとっても来年以降のモチベーションになってれる。大変だろうけど、きっと大きなものをもたらしてくれるという信念だけを頼りにこれまで取り組んできました。
これまで例のないことを成し遂げるまでは苦しい道程でしたが、同じ信念の元、航大(林・商3/副務)が私の隣を歩いてくれました。今回演出に協力してくださったBunTの皆様を見つけてくれたのも実は航大です。この企画を実現できたのも、会場演出班のリーダーとして一緒に準備をしてくれた航大、集客班リーダーとして様々な施策を行いながらも運営責任者として早慶戦全体を見渡してくれていた河村、下級生ながら物販班、SNS班のリーダーの役割をしっかり務めてくれた渡邉(文2/渉外副務)、それぞれが責任感を持って取り組んでくれたおかげで安心して仕事を任せることができたからです。みんな本当にありがとう。

最後に6月8日までの私へ、本当に長く辛い準備期間お疲れ様。準備期間は、この苦労が報われるか不安でたまらない日々が続いたけど、ただ自分の信じる方へ進んでください。振り返ればそこに道はできています。そしてありがたいことにその道を歩きたいと思ってくれる後輩たちがいます。

これからも自分が正しいと信じる方へ歩んでまいります。

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