女子 #日記

前進

法学部法律学科1年  大澤摩佑子

日頃よりお世話になっております。

法学部法律学科1年の大澤摩佑子です。

日ごとの寒暖の差も大きく、衣替えの時期に悩まされる今日この頃ですが、皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

昨日、春季リーグ戦第5戦目が行われました。結果は以下の通りでございます。

vs埼玉大学

①25-20
②23-25
③25-17

セットカウント2-1で本塾の勝利

通算5勝0敗で、目標としていた3部昇格を達成いたしました。
皆さまの温かいご声援に心より感謝申し上げます。
次は早慶戦に向け、チーム一丸となって全力で取り組んでまいりますので、引き続き熱いご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、私自身としましては、入部からまもなく2ヶ月を迎えようとしております。新しい環境での2ヶ月間というものは思っているよりも長く、そして刺激的で、今までの自分を見つめ直すきっかけを与えてくれます。

初めてリベロというポジションに向き合い練習したこの期間は、私にとってもどかしさと悔しさの尽きない毎日でした。プレー中はこれ以上無理だというところまで追い込んでいるつもりでも、後から練習の動画を見返すとこんなに足が動いていなかったのか、こんなにフォームが崩れていたのか、こんなボールも綺麗に返せないのか、とがっかりすることばかりで、できる人とできない自分を比べてはどんどん自信をなくしていきました。元々細かく動き続けることが苦手な自分にとって、リベロの役割をこなすための練習はきつくて、上手くいかなくて、楽しいはずの部活に行くのが辛く、周囲にもその負のオーラを感じさせてしまうような5月前半でした。

しかしこのままではいけないと思い、何か変わるきっかけはないかと必死になっていたところにふと練習中の先輩の姿が目に入ってきました。自分のプレーで上手くいかないことがあってもその苛立ちや焦りを周囲に一切感じさせず、いつでも同じ自分を保ち、さらには周りの人をも前向きにさせているその姿が本気でかっこいいと思いました。そして自分もそうでありたいと強く思いました。そこから、自分の感情に左右されないということを目標に、自分を常に上機嫌でいさせる努力を始めたのが5月の中旬です。日常から明るい話題を心がけたり、人と笑顔でいる時間を増やしたり、とにかく大きく声を出したり、プレー中に上手くいかない時も結果を急がず、今の自分の実力を受け入れてその日やると決めたことをやっていく、と当たり前の事を当たり前にする努力を続けました。そして今日の6月1日に至ります。

結果として大きく感じたことは、心の持ち様はパフォーマンスに直結するということです。今の自分には上手くいかないから、向いてないからという拗れたスタンスで取り組むと本当に何もかもが上手くいかなくなります。しかし今の自分には技術的に無理でも、長期的な成長に目を向けて意欲的に一本一本取り組んでいればいずれ身体が気持ちに追いついてきます。実際に5月の後半、気持ちが落ちていた時期では届かなかったであろうボールが少しずつではありますが上がるようになり、チームメイトからは前より滑り込みの形が良くて広く取れるようになってる!とも言ってもらえました。そしてその言葉や成功体験がまた一つの自信につながり、モチベーション高く取り組める…という好循環に今は乗ることができています。自分の調子の上げ方、自分の機嫌の取り方を少し掴めてきたような気がして、それが自分にとっては大きな前進でした。

春季リーグを鮮やかな勝利で終えた今、もうしばらくすると個人の技術向上にフォーカスした練習が始まります。きっと今まで以上に自分と向き合う機会が増え、自分への不満や苛立ちも増えるとは思いますが、その中でどれだけ自暴自棄にならずに純粋な気持ちで練習に臨めるかが、長期的に良い練習をしていく上での自身の根本的な課題だと思います。

以上のことを今後の自戒として、ここに記させていただきます。

長文、乱文失礼いたしました。

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