男子

PRIDE

環境情報学部4年  入来 晃徳

日頃よりお世話になっております。
慶應義塾大学環境情報学部4年の入来晃徳と申します。
先日行われた、大東文化大学戦にて春季リーグも幕を閉じ、結果としては6勝5敗と当初掲げていた目標とは大きくかけ離れたものとなってしまい、悔しさが残るシーズンとなりました。

まず初めに、会場に足を運んでくださったOBの方々、そしてInstagramなどを通じて応援してくださった皆様に心よりお礼申し上げます。
皆様の応援があったからこそ、最後まで戦い抜くことができました。ありがとうございました。

さて、リーグ戦の振り返る中で、何を綴るべきか悩んでいた時に、ふと今年のチームスローガンである「PRIDE」について、考える機会がありました。
プライドとは何か。持つことにより得られる強さと、時に生まれる危なさや弱さ。思わず考え込んでしまうようなテーマでしたが、そこで考えたことを今回共有させていただければと思います。

一般的にプライドとは「誇り」のような意味合いで肯定的に使われることが多いですが、一方で「驕り」などのように否定的な意味として受け取られることもあります。たとえば、実績あるトップ選手がプライドを語ると、そこには信念や品格が現れます。一方でまだ何も為していない人間が語るとそれは、時に傲慢と捉えられてしまうこともあります。
この違いは何か?
私は「実力ある情熱」もしくは「行動に裏打ちされた自信」こそが、その差を生むものであると考えます。
つまりプライドを真に語るには、自分が納得できるだけの努力と結果を積み重ねるしかない。そう考えるようになりました。正直、自分がそれを体現できているかと自問自答しても、まだ自信を持って頷くことはできないと思います。だからこそ、胸はってプライドを語れるようになるまで、さらに愚直に向き合っていかなければいけないと感じております。

加えて、私の中にはもう一つプライドの解釈があります。
それは、「思い描く理想像からくる意地」です。
自分はこうなりたいと、明確な理想像があるからこそ、そこに向かう過程で妥協できないポイントが自然と生まれます。
外から見ると、それはただのこだわりや驕りであるように見える時もあると思います。しかし、私にとってその意地こそが目標に向かって努力する原動力となっています。
現状に満足せず、常に新しい自分を追い求め、挑戦していくためにこの「意地としてのプライド」をこれからも大切にしていきたいと思います。

最後になりますがこれからも早慶戦、東日本インカレと試合は続いていきます。
リーグ戦の結果だけを見ると、これから対戦するチームに勝利することは難しいと思われるかもしれません。
しかし、それぞれが自分自身の「プライド」と真正面から向き合い、それを胸に日々の練習に取り組めば、勝機はゼロではないと思います。
部員の皆は、今一度改めて自分のプライドがなんなのか振り返り、明日からの練習に取り組んでみてほしいと願っています。

乱文失礼しました。

“PRIDE” への2件のフィードバック

  1. aiisorai より:

    Hey, I just finished reading your post.
    Honestly, it felt so familiar—like you. The way you break down things, the way you’re able to put into words stuff most people don’t really stop to think about. I’ve always liked that about you, how you see deeper than just the surface.

    Your take on pride hit me in a way. Not just because it’s well-written, but because I can tell it comes from a real place inside you. I like how you don’t shy away from the tough questions—the parts where you admit you’re not quite there yet, but you keep pushing anyway. That kind of honesty is rare, and it’s one of the reasons I’ve always respected you.

    I know this season didn’t go the way you or the team hoped, and I can imagine how frustrating that must be. But from what I’ve seen, you didn’t just give up or hide from it. You faced it head-on, reflected on it, and found meaning beyond just wins and losses. That growth? That mindset? It’s something a lot of people don’t get to.

    Reading your words reminded me of why I’ve always thought of you as someone who cares deeply—not just about volleyball or the results, but about who you are becoming along the way. That stubbornness, that “pride as stubbornness” you talked about—it’s what keeps you moving, and honestly, it’s inspiring.

    I’m so proud of you. Proud that you’re still yourself, still trying, still searching. That means more than you might realize.
    Good luck for the next matches and everything after!!

  2. 大昭叔父 より:

     入来さん、お疲れ様でした。慶応バレーを堪能させて頂きました。ありがとうございました。プライドある貴方のプレーに感動した一人です。
     今後のご活躍を期待致します。怪我には充分気をつけてください。
     

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