女子

誇り

卒業生  村井 来路

季節の変わり目に卒論仕上げとアルバイトで忙殺され、どんどん痩せていって、、ということはなく、運動不足で体型の変化に危機感を抱いております。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

4年生のラストブログリレーも終盤、最後から2番目を担当させていただきます。

商学部4年の村井来路です。

秋リーグ順位決定戦から約1ヶ月経ち、友成(商3)と矢野(政3)が率いるチーム2020はもう始動しておりますが、私はというとまだまだ引退の実感がなく、バレーボールがなくなった日常にすっかり馴染んでしまい、このまま引退の余韻に浸れなかったらどうしよう、と少々不安です。

今回は、甚だ僭越ながら自身のバレー生活について振り返り、最後に支えてくださった皆様への感謝の気持ちをお伝えさせていただこうと思います。

入学当初、某バレーサークルで少し物足りなさを感じていた私は、遅れて7月の入部となりました。

金曜日の体育バレーの授業の後、記念館でぼーっとしていたら、当時の4年生のあつこさん、しいなさん、3年生のしずかさん、それから野田さんが自主練習にいらっしゃいました。図々しくも自分からそこに参加させていただき、ハイレベルな先輩方のプレーを見て、本気でもう一度バレーがしたいと思い、体験入部をさせていただきました。初めて練習に参加したところ、野見山(経4)の勧誘があまりにもグイグイで、半ば強制的な入部だったような気もしますが、熱心に自主練習をする彼女と吉田(環4)の姿を見て、この同期と頑張りたいと思い入部を決意いたしました。

中・高とそれほどレベルが高くない環境でバレーをしていた私は、コートに立たせていただいても足を引っ張るばかりでしたが、それでも本気でバレーボールのスキルを高めようとする先輩方や同期からたくさん刺激を受けて、毎日楽しかったです。

しかし、大学1年の全日本インカレで膝の靭帯を切って、バレーをやめようと思っていた時期もありました。
復帰に1年かかるし、できたとしてもそれまでの7割しかパフォーマンスを発揮できないと言われ、勝手に絶望してました笑
このときはすごく自暴自棄でネガティブで、先輩や同期やスタッフの方々に本当に迷惑をかけました。すみませんでした。

手術までの2ヶ月、何度も自分で考えて、決心して青木監督に辞めると伝えたのに、結局言いくるめられて続けることになりました笑
でもやっぱりあの時辞めなくて本当によかったです。プレーヤーとしてやり通すことで得られる経験を教えてくださり、引き止めてくださった青木監督に本当に感謝しています。

2年生のうちは、プレーに全く参加できず、記念館のギャラリーで、チームがレベルアップしていくのを眺めることしかできず、ガチで毎晩泣いてましたが、来路とまたプレーしたいと言ってくれるチームメイトや、レセプションや試合会場で毎度声をかけてくださるOB・OGの皆様に励まされ、なんとか持ちこたえることができました。

それから、今井先生の存在が私にとってとても大きいです。7割しか回復しないと言って私を絶望させたのも今井先生なのですが笑、先生にリハビリ指導をしていただいた結果、怪我前より絶対に自分のパフォーマンスは上がった自信があります。
プレーできないのが辛くてふてくされながらリハビリ室に行った時も、復帰してから思うようにプレーできなくてしんどい時も、常に私を励まし、奮い立たせてくださいました。私のプレーヤー復帰に対して、私以上に強い思いを持って向き合ってくださった今井先生との出会いがなければ、満足いくパフォーマンスで3部復帰を達成し、清々しい気持ちで引退を迎えることはできなかったし、もしかしたら私はとっくにプレーヤーではなくなっていたかもしれません。ありがとうございました。

最後の1年は、今まで経験したことのないバレーとの関わり方をしました。
昨年4部に降格し、今年の春には復帰を逃し、先輩方が積み重ねてきたものを台無しにしてしまった自分がとても不甲斐なかったです。
これまでの取り組み方では足りないと、吉田主将と何度もチームの話をしました。

正直言って下級生の時の佳純は自分の高いスキルを持て余しながらちゃらんぽらんしていた印象ですが笑、
こんなにバレーボールやチームに対して熱い思いを持っていて、引っ張るために常に自分の向上心をプレーや指導に反映させる彼女の姿勢に、私は強く影響を受けました。
先頭や上に立ってチームをまとめるというより、中心に立って部員を巻き込むようなキャプテンで、私も初めて自分に対してストイックになれたような気がしましたし、部に貢献したいと一層強く感じました。
彼女のバレーとチームの対する真剣な思いがあったからこそ、チーム2019は一人一人が成長を実感し、前に進む組織になれたのだと思います。1年間引っ張り続けてくれてありがとう。

昨年降格した辛さ、春に復帰できなかった悔しさを、自分たちの代で晴らすことができて本当に幸せです。支えてくださる皆様と、一緒に歩んできた部員たちに恵まれすぎていると思います。

後輩たちは、私たちにはない若さ、素直さ、ストイックさを全員が発揮してくれて、本当に本当に毎日の練習で力をもらっていました。上手くなりたい、活躍したいという思いを率直に普段から体現できる後輩たちを心から尊敬しています。このチームの力になりたいという気持ちが強ければ強いほど、壁は高くなり悩みは大きくなると思います。来年からはOGとして、そんな後輩たちの一助となれるよう、最大限のサポートをしていきたいです。一緒に頑張ってくれた後輩にとても感謝しています。みんななら絶対この部活で大きなものを得られると思います。

同期は、普段は個性豊かに賑やかに、時に厳しく、私の足りないところや甘いところを指摘してくれて、様々なことを学ばせてくれました。いろんな方向を向いてしまっている時期もありましたが、これまでの4年生のブログを読んで、それぞれが試行錯誤しながら自分の役割を見つけて、チームを高めようと必死になるこのメンバーで駆け抜けることができ、本当によかったと感じています。

ここまで書いて、やっと引退したんだとしみじみしてきました。13年間バレーを続けてきましたが、大学バレー部での4年間は私の誇りです。
自分のことばかり書いてしまい大変恥ずかしい内容になってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございます。

最後になりますが、私たちを見捨てずに指導し続けてくださった青木監督、土井コーチ、野田コーチ、今井先生、
何度もご指導・ご声援をいただきましたOB・OGの皆様、
バレー・体育会を通じてお世話になった皆様、本当にありがとうございました。

チーム2020の応援もよろしくお願いいたします。

乱文失礼いたしました。

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