女子

心を動かす

卒業生  友成 真由美

洗濯物の乾きが悪くなり、洗濯を回すのが憂鬱な日々が続いております。皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

商学部3年の友成真由美です。

7月も中盤に差し掛かりいよいよ夏本番!かと思いきや、まだ未だに長袖の出番があり、今年の夏はやる気がないのかな、なんて思ってしまいます。とはいえ、暑さが何よりも苦手な私にとって最近の涼しい日々は快適以外の何ものでもありません。おかげで例年7月から9月は部活と学校以外は極力部屋から出ず、汗を理由にメイクもほとんどしない、通称冬眠ならぬ夏眠に入るのですが、今年はまだ夏眠に入らず活発に動き回っております。
このまま秋になってくれないかな…なんて言えば、夏大好き矢野(法3)からあり得ない!と跳び蹴り、、、反論を食らうことでしょう。

前置きが長くなりました。

前回のブログで主将の吉田先輩が書かれていたように、オフが明けチーム2019の後半戦がスタートしました。4年生にとっては最後の公式戦となる秋リーグまでもう2ヶ月しかありません。入部してから有り難いことに、私は先輩方と共にコートに立たせてもらう機会が多く、特に今の4年生とは丸2シーズン一緒にバレーをさせていただいています。
そんな先輩方となんとしてでも3部でまた試合がしたいと挑んだ春でしたが、数点の差でその目標は散ってしまいました。もう3部で試合は出来ないけれども、秋に優勝という最高の形で送り出すことで恩返しがしたいなと思っています。エースとして、いち後輩として。

ただ、先輩方とのお別れが近づいているということは、自分たちの代の始まりも迫っているということを忘れてはいけません。今までついて行くだけの立場だったのが一気に引っ張る側へと変わります。最近はふと気がつくと来年のチームの像を想像したり、後輩とのコミュニケーションの取り方を考えたりと、どうすれば”チーム”を作れるのかを考えている自分がいます。もちろん技術の向上のためにどのような練習が良いのかを考えるのも大切ですが、来年は4年(現3年)が2人ということで縦の繋がりがよりいっそう重要になると考えています。

少し話が逸れますが、先月人生で初めてのライブというものに行って参りました。『君の名は』で一躍有名となったRADWIMPSというバンドのライブです。田舎者でかつ音楽にあまり興味のない私は、誘われたもののいまいちよく分からないまま(半信半疑で)会場へと向かいました。
しかし、最初の曲が終わるときに完全に引き込まれ、帰るときにはファンになっていました。影響されやすく単純な性格であることは否定しませんが、それでも

あの数時間で人の心を揺さぶり動かし自分側に持ってくるとは、、、音楽ってすごい、プロってすごいなと

という話しではなく、

私も同じように人の心を動かしたい、強制ではないのに、でも何か強い力で引きつけられるようになりたいと強く感じました。ライブに行って何を考えているんだと自分でも思います。(笑)
私はアーティストでもなければプロでもありません。領域は全く違います。(笑)

それでもこの人に一緒について行きたい、このチームで勝ちたいんだと自然に思わせられるような人になれないでしょうか。私が動かされたように、私も動かしてみたいのです。そのためには必要なことは圧倒的な技術力でしょうか、巧みなコミュニケーション能力でしょうか。

それが何なのか、今はまだ分かりません。8名もの先輩方が居てくださるうちにそれぞれの背中をしっかり見て真似て学んで、いろいろな人からお話を聞いて自分なりの何かを掴みたいです。

この夏はプレーでも精神的にも最上級生になるいい準備の夏にしてみせます!!

今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
長文乱文失礼しました。

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