はじめまして。
先日入部いたしました、法学部法律学科1年の宮久保麻央(みやくぼまお)と申します。初めてのブログ更新のため、この場をお借りして自己紹介させていただきます。
私は慶應義塾女子高等学校出身で、小学校高学年になったころ学校のクラブ活動としてバレーボールを始めました。ポジションはセッターを務めております。昔から決して有利な体格ではなかったので続けるつもりのなかったバレーボールですが気づけば自分の生活の中心となっており、現在まで続けてきました。
中学校では当時厳しいと有名だったバレー部に怖気づきながらもバレーボールを全力でできることに惹かれ、覚悟を決めて入部しました。そこで何かに真剣に取り組むことの楽しさと価値、日常生活での礼儀や人としてどうあるか、そしてそこから得られる自信など非常に多くのことを学ばさせていただきました。しかし新型コロナウイルスの影響によりプレー面に関しては不完全燃焼に終わってしまったため、高校でも迷わずバレー部への入部を決めました。
高校では、3年間素晴らしい仲間に恵まれた中で、どう自分たちでチームを作り上げるか、部員から信頼してもらえるか、そして自分がどうありたいのか、など多くのことをじっくりと考えて中学とはまた違った経験を得ることができました。引退試合ではこれまでで一番楽しいと思える試合ができたために、一時はバレーボールに満足し、終止符を打つつもりでいました。
また、特技の少ない自分であったため、大学では今までとは別のことに挑戦しようと思い高校バレー部の引退後は入部するつもりはほとんどありませんでした。しかし、それでも心のどこかではバレーボールをしたいという気持ちはずっと残っていて、バレーから離れて時間がたつほどに、現役として全力でバレーに挑むわくわく感への恋しさから、ずっと漠然とした喪失感や無気力さに包まれている感覚でした。そしてこれといった趣味もない自分が唯一固執し本気で楽しいと思えるものがバレーボールであったと自覚できました。
長期間ひどく葛藤したものの、やはり自分が好きなことを諦めたくはありませんでした。そして入部前に何度か参加させていただいた体育会での練習で、明るく、絆を感じる雰囲気の中、勝利と成長に向かってまっすぐに突き進んでいる先輩方のパワーに魅了され、入部を決意いたしました。中学生のころ、コーチにいつまでバレーボールを続けるつもりかと尋ねられた際に飽きるまでだと答えたところ、それならずっと続けることになるだろうと言われたことを今になって思い出します。
最後に、入部を決める前からずっと優しく接し温かく迎え入れてくださった先輩方に心より感謝申し上げます。これから4年間、支えてくださる方々と環境への感謝、そして努力する楽しさを忘れず、精進してゆく所存です。プレーヤーとしても人としても誰からも信頼してもらえるような人間に成長し、少しでも多くチームに貢献できるよう全力を注いでまいります。まだまだ未熟な点ばかりではございますが、どうぞよろしくお願いいたします。
長文、乱文失礼いたしました。