平素よりお世話になっております。
商学部3年の松山鼓太郎です。
春の日差しが少しずつ強まり、心地よい季節となりましたが、皆様いかがお過ごしょうか。
さて本日なのですが、春季リーグ開幕以降の部の近況と私自身の取り組みについて少しだけお話をさせて頂きます。
春季リーグ戦が始まり、現在で2週間が経過いたしました。我々慶應義塾体育会バレーボール部は、「一部復帰」という目標に向け、これまで全員で意識を高め合いながら日々の練習と試合に臨んでまいりました。ここまでの戦績は3勝1敗。私たちが本来描いていた理想の立ち上がりには、今ひとつ及ばなかったというのが率直な実感です。しかし、そうした中にあっても、チームの雰囲気は非常に前向きです。それは、メンタルトレーナー・辻先生からご指導いただいている「フローの精神」の考え方が、部全体に着実に浸透しているおかげだと感じております。例えば、悔しい敗戦となった立教大学戦の翌日。誰一人として下を向くことなく、自然と「もう負けられない状況にいる方が、むしろ燃える」といった言葉が交わされるような空気が部内に広がっていました。「勝ち負けという結果に囚われず、目の前のプレーや準備に集中する」というこの精神が、逆境の中でこそ真価を発揮し、私たちの組織力を支えてくれているのだと、日々実感しております。
私自身も、選手としてだけでなく、組織の一員としてこのフローの精神を体現すべく、さまざまな角度からチームへの貢献を模索しております。私の強みは「周囲を巻き込む力」にあると自負しております。練習中の声出しや球出しなど、自ら率先して動くことで周囲に前向きなエネルギーを伝えることを心がけています。
春季リーグも折り返しに差しかかり、ここからはさらに厳しい戦いが続くことが予想されます。どんな状況においてもフローの精神を忘れず、一戦一戦に全身全霊で臨んで参ります。これからもご指導ご声援のほどよろしくお願いいたします。
乱文失礼いたしました。