日頃よりお世話になっております。
商学部4年の久保田健介です。
4月も中盤に差し掛かり次第に暖かくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はようやくスギ花粉の飛散量も落ち着き、かなり快適に大学生活を送っております。また、今年の私の花粉との戦いは後輩の長坂(商2)に教えて貰った“ナザール”という点鼻薬により劇的に優位に進める事ができましたので、来年以降ぜひ皆様もお試し下さい。
さて今回は、「神は乗り越えられる試練しか与えない」という言葉をテーマに、お話しさせていただきます。この言葉は、私が春休みに一気見した『JIN-仁-』というドラマの名セリフです。簡単にあらすじを説明すると
現代の脳外科医・南方仁が、江戸時代にタイムスリップ。
限られた医療器具や現代の知識を駆使して、目の前の命を救おうと奮闘していく。という物語です。
作中、南方先生は江戸の文明では難しい治療や、歴史を変えてしまう事への恐怖などに苦しみながらも、「神は乗り越えられる試練しか与えない」という言葉に何度も救われ、前に進んでいきます。
正直、最初にこの言葉を聞いたとき、「いやいや。乗り越えられない事なんて山ほどあるだろ」と思いました。
しかし、南方先生の生き様をドラマを通して見た時、“乗り越える”というのは、「試練の一つ一つに勝利するか」ではなく、「その先の人生を、どう歩むか」にかかっていたのだと気が付きました。
何が言いたいのかというと、我らが慶應バレー部も、先週末から春季リーグ戦を迎えました。
きっと、思い通りにいかないこと、想定外の出来事、、、いくつもの“試練”に直面するでしょう。
そんな時「ダメだった。無理だ。」と下を向くのではなく、「これは、自分たちが強くなるための試練だ」と捉え、“今、ここ”を全力で戦い抜き、後々振り返ったときに、「春リーグ、最善の戦いが出来た。」と思えればそれは“試練を乗り越えた”という事に他ならないのでは。という事です。
もちろん、一部復帰という目標に向かい、勝ちにこだわる所存です。
ですが、結果がどうであれ、何より“試練を乗り越えられた春リーグ”にしたいと思いますので、引き続き、温かいご声援とご指導のほど、何卒よろしくお願いいたします。
また最後にはなりましたが、今回の内容は「JIN-仁-」のネタバレはほとんどございません。
まだご覧になった事がない方は、主将山元の一押しドラマでもありますので是非暇つぶしに見てみて下さい。
乱文失礼致しました。