日頃よりお世話になっております。
商学部1年小山啓太と申します。
一度落ち着いたかと思われた寒波が再び押し寄せ、近頃はさらに寒い日が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。寒がりの私としましては、まだまだコートの出番が続きそうで、早く春の心地よい気温になってほしいと感じております。
さて、突然ですが私は、バレーボールにおけるスリーメンという練習がとても嫌いでした。スリーメンとはその名の通りコート内に3人プレーヤーが入り、次々と出されるボールを落とさないようにとにかく繋ぐ練習メニューです。さらに塾バレー部のスリーメンでは、星谷監督の指導のもと、ボールを落としてしまった時点でバービージャンプ(腕立て伏せの姿勢からジャンプを繰り返す運動)を即座に行います。このバービージャンプによってもともと運動量の多いスリーメンがさらにハードなものになっているのです。
私は中学校からバレーボールを始めましたが、中学校から大学までいついかなる時もこのスリーメンという練習はバレーボールに伴います。繋ぎやボールを落とさないというのはバレーボールにおいて最重要であるとは理解しているものの、段々とパンパンになってくる足、フライングしてもギリギリ届かないボール、ボールを上げられるまで続く球出しはとても辛く、私の中で嫌いな練習へとなったのです。
ですが、私が先程、スリーメンという練習がとても嫌い”でした”と書いているように、私の中でスリーメンが嫌いなのは過去のこととなったのです。私はあるときふと、このまま辛いという気持ちだけで取り組んでいて良いのかと感じました。しかし、どう変化させるべきかわからず、とりあえずもっとがむしゃらに食らいつくことにしました。すると、今まで辛いということで頭がいっぱいになっていましたが、自分が少しだけ上げることができたボールを仲間が繋いでくれたときや、仲間の上げたボールを今度は自分で繋ぐことができたときに楽しさや嬉しさを見出すことができたのです。今でもスリーメンが辛い練習であるということは変わらないものの、向き合い方を変えることができたため、昔ほど苦ではなくなっています。
これは一種のマインドコントロールといっても良いと感じています。塾バレー部は現在約2ヶ月の春休みを折り返そうとしています。誰しも毎日続く練習に少なからずマンネリを感じたり、体育会に所属していない学生との休暇の過ごし方に温度差を感じたりしてくる頃だと思われます。そのような時こそ、練習に身を入れるために、今一度バレーボールの楽しさを見出していきましょう。
春休みが終わると同時に春リーグも開幕されます。塾バレー部は関東一部復帰という目標を掲げ、日々精進して参りますので、これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
乱文失礼いたしました。