男子

正解より別解

法学部政治学科1年  田渕美里

日頃よりお世話になっております。法学部政治学科1年、学連委員の田渕美里です。まだまだ寒い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私としましては、少しずつ日が伸びてきて春の訪れを感じると共に、入学式からもうすぐ1年が経とうとしていることに驚いております。

遅くなりましたが、私の2025年最初の仕事は春の高校バレーでした。仕事の傍ら慶應義塾高等学校を応援し、他にも数々の熱い試合を見せていただきました。エネルギーに満ち溢れキラキラ輝いているような高校生の姿が印象に残っています。そして何より、超満員のお客さんとその大歓声、立派な演出に包まれた東京体育館は、大会を運営する立場である私にとっても夢のような空間でした。何とも表現しがたい高揚感が今も忘れられません。その一方で、大学バレーとの差を痛感させられた機会でもありました。一概に比較するべきではないのかもしれませんが、どの要素を切り取っても、その多くで春高が上回っているように感じました。しかしこの経験は今、私の中で”大学バレーも盛り上げるんだ”というモチベーションになっています。そして、学連はその力を秘めていると思っています。例えばかれんさん(佐藤・商2)が運営されている公式インスタグラムのフォロワーが大きく伸びたことはその表れだと思いますし、昌岳さん(山本・文4)がリーグ戦でのフロア席設置をはじめ初の試みを実行される姿も見ていました。だからこそ、自分たちの行動次第で大学バレーを進化させることができるのではないかと感じているのです。

今回の題名は、大手広告会社博報堂のキャッチコピーから引用させていただきました。これを私なりの解釈で学連の仕事に重ねてみると、前例を踏襲し同じように実行することによる結果が「正解」、何かを変えたり新たな取り組みをしたりすることによる結果が「別解」であると考えます。今後大学バレーを進化させるには「正解より別解」が必要でしょう。それには相応の労力はもちろんリスクと責任も生じますが、それらから逃げていては何もできません。大学バレーの中核を担う組織の一員として、思考力と行動力を欠かさず色々なことに挑戦し、その発展に貢献したいと考えています。ただし、「正解」があってこその「別解」だということを忘れてはなりません。ベースとなっている仕事をきちんとこなすことができて初めて、新しいことに手を出す権利が得られると思います。そのため2年生になる今年は、まずこの1年間で教えていただいた仕事を問題なく遂行することを第一の目標とし、その上でより良い大学バレーを築くためにできることを模索していきたいと思います。

最後になりますが、塾バレー部は現在春リーグに向けて練習を重ねております。部員一同、一部復帰をかけて全力で戦う準備を進めてまいりますので、今後もご支援ご声援をいただけますと幸いです。お時間がある方は是非会場にお越しください。お待ちしております。

乱文失礼いたしました。

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