女子 #日記

自分と向き合う春

総合政策学部1年  上間優凜

日頃よりお世話になっております。

総合政策学部1年の上間優凜です。

今季最大の寒波が訪れ、厳しい寒さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

ようやく1年生最後のテスト期間を終え、長い春休みがやってまいりました。4年生が引退された12月から春リーグを迎えるまでの約4ヶ月間は、チームが3部昇格を達成するために必要不可欠な基礎練期間となります。私はこの基礎練習の期間に誰よりも「自分と向き合う」ということに熱を注ぎたいと考えています。

入部当初はよく体調を崩し、部活と授業をこなすということに精一杯だった私ですが、リーグやインカレ、合宿などを経て段々と部活に全力で打ち込むことができるようになりました。日々の練習でも、レシーブの基本の姿勢やスパイクのミートのかけ方など、ボールを繋ぎ試合を勝ち取るための基礎となる動きを体に染み込ませるメニューが取り入れられています。

特にこの基礎練期間が始まってから私は何度も練習の動画を見返し、自分とボールが触れる時の姿勢や手の向き、足の体重移動など自分の理想の形を探し続けてきました。さらに練習後も同期の1年生と残って苦手なサーブレシーブの練習を行い、時には3年生の先輩方に協力していただきチャンスカットの精度を上げるためにひたすらボールを上げ続けました。

このように私が基礎練期間に自分の可能性を信じ、バレーボールと本気で向き合い続けられるのは、引退された4年生の方々の背中を見てきたことが大きく関係しています。縦割り家族が同じであった4年生の莉黄さん(法4)は引退間際に、基礎練期間の努力は必ず報われるから頑張ってほしいというお話をして下さいました。その際に、サーブもスパイクも強烈な莉黄さんも、どんなボールにも食らいつきチームの守護神という言葉がぴったりな莉子さん(商4)も、2年生の春休みの練習後にひたすら努力し続けていたことを知りました。あれほどコートで輝いていた先輩方の影の努力を知り、私のモチベーションはさらに高まりました。

また、日本の医学を大きく発展させた北里柴三郎の言葉に「全ては基礎から始まる」というものがあります。これはよく聞かれる言葉であり、歴史をみても多くの人が語ってきた言葉でもあります。スポーツ、勉強、仕事など多くの事柄が、基礎と呼ばれるものから始められます。バレーボールであれば体力づくりのための走り込みや筋トレ、パス練習などジャンルは違えど、全てに何かしらの基礎があり、そして応用があります。基礎づくりという地味でつまらなく、大変と思える作業にこそ、その物の本質が隠れているのかもしれません。

私は、苦手なことも多く技術面でもまだまだ未熟ですが、この基礎練期間を通してひと回り大きく成長し、春リーグで最大限自分のプレーを発揮できるよう、支えて下さる周りの方々への感謝を胸に邁進してまいります。

最後になりますが、寒い時期が続きますので皆様お身体にはお気をつけてお過ごしください。

長文、乱文失礼いたしました。

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