平素よりお世話になっております。
経済学部3年、渉外主務の河村歩奈です。
2025年も早いもので2月に入り、寒さの厳しい日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私といたしましては、この日誌を書いている2月2日に都内で雪の予報があったものの、実際は雪ではなく雨が降っただけだったことを少し残念に思っています。
さて、私にとって2025年初回となるこの活動日誌には、「comfort zoneを抜け出せ」というタイトルをつけました。この言葉は、私の恩師である高校3年時の担任の先生がよく伝えてくださった言葉です。初めてこの言葉を聞いたのは、高校2年生の文理選択のタイミングだったと記憶しています。中高6年間をSFCキャンパスの自然に囲まれた環境で過ごした私にとって、そこはまさにcomfort zoneでした。大学進学を契機に、この快適で慣れ親しんだ環境に留まるのではなく、自己成長のために新しい挑戦をしてほしい、難しいと感じる選択でも勇気を持って取り組んでほしいというメッセージが、この言葉には込められていました。
当時、自分の将来像がうまく描けていなかった私にとって、この言葉は強く心に残りました。大学では小中高で行っていた音楽を続けるのではなく、体育会バレーボール部に入部するという、自分史上最も思い切った決断をすることができた理由の一つには、この言葉があったと思います。
先日、慶應バレー部のHPやSNSでも情報公開されたSPROUT CAMP(https://keiovb.com/news/16015/))にのお話をきいたとき、改めてこの言葉を意識するようになりました。SPROUT CAMPは、大学バレー界の認知度向上、競技レベルの向上、そして応援文化の醸成を目的とした、関東圏8大学による有観客の合同練習試合です。大学バレーにおいてこうした取り組みは前例がなく、全くの新企画となります。
先日、学生スポーツに精通した慶應義塾体育会出身の社会人の方とお話しする機会があり、その際、SPROUT CAMPについて「誰もやったことがないので、成功するか不安です」と弱気な言葉を口にしてしまいました。すると、その先輩から次のようなアドバイスをいただきました。
「企画を成功させることはもちろん大切だけど、成功の可否に囚われて弱気になるのではなく、“ダメ元”の考え方を持つべきだ。そうすればチャレンジしやすくなり、結果的に企画の成功に繋がるはずだ。」
この“ダメ元”の考え方とは、「上手くいかなかった場合でも、それをやらなかった場合と結果は変わらない。でも、やることで成功する可能性があるから挑戦してみよう」というものです。投げやりにならずできることをしっかりとやるという気持ちを持ち続ければ、回り回って良い結果を生むことができるだろう、とお話してくださいました。
この考え方には、「comfort zoneを抜け出す」ために必要なマインドセットが詰まっていると感じました。“ダメ元”という意識を持っていれば、チャレンジのハードルが下がり、comfort zoneを抜け出す一歩を踏み出しやすくなります。そして、comfort zoneから抜け出し続けることで、その経験に次第に慣れ、最終的には新たなcomfort zoneとなり、成長へと繋がるのではないでしょうか。自分のcomfort zoneを広げて成長を続けることで、より一層チームに貢献できるようになると感じています。
SPROUT CAMPの開催を成功させることはもちろん、今後もさまざまな面でcomfort zoneを抜け出し、部のために貢献していきたいと考えています。誠心誠意努力してまいりますので、今後とも慶應バレー部への熱いご声援を賜りますようお願い申し上げます。
最後に、SPROUT CAMPが開催される3月15日(土)・16日(日)には、ぜひ日吉記念館にお越しください。また、現在慶應バレー部Instagramでは、渉外副務の渡邉(文2)の提案で部員紹介企画を実施しています。会場では、各部員の紹介ページを片手に試合を楽しんでいただければと思います。会場で皆様とお会いできることを心より楽しみにしています。
今後とも、変わらぬご支援ご声援をお願い申し上げます。
乱文失礼いたしました。
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