日頃よりお世話になっております。
商学部2年野口真幸と申します。
先日行われた全日本インカレでは多くのご声援、大変ありがとうございました。
応援してくださった全ての方々への感謝を申し上げると同時に、私は最後までこのチーム渡邊で戦い抜けたことを誇りに思います。
チーム渡邊としての活動を終え、数日のオフを迎えた私ですが、この機会にこのシーズンの振り返りをしてみることにしました。
このシーズンを一言で表すならば「自分自身の弱さと向き合えなかった」そんなシーズンだったと感じています。
シーズン開幕と共に怪我で始まった私の前半戦は、練習や試合には参加できなかったものの、その期間に得た経験や感情はかけがえのないものでした。特に、何もできなかったという無力感からくる悔しさは、復帰後の私のモチベーションになってくれました。
復帰してからは、秋リーグでスタメンで出場させていただくなど、高いモチベーションで部活に臨み、コンディションも良い状態を維持することができました。
しかし、その全てがうまく行ったというわけではありません。
亜細亜戦ではスタメンとして出場したものの、パフォーマンスとしては凡、なんのインパクトも残すことができませんでした。それどころか私は途中で交代し、試合はそのまま3-0で敗戦。どんなに良い状態を保っていても、試合になれば自分の力を発揮できず、とても悔しい思いをしました。
普段の私ならこの程度ではへこたれず、貪欲に進化を求めてチャレンジを続けていたでしょう。
しかし、いつにない仕上がりを見せていた自分に対する期待が大きかった分、「ああ、こんなものか」と思ってしまったことが大きく、無力感というか、脱力感というか、とにかく初めての感情でした。
今振り返って見ると、そこからの日々は全く人が変わってしまったように思えます。
頭ではやらなきゃいけないことをはっきりと理解しているのにも関わらず、行動に移さなかったり。今まで当たり前のようにチャレンジしていたところを現状維持にとどまったり。
決して練習で手を抜いていたわけではありません。毎日真剣に取り組みましたが、今までの私と何かが決定的に違っている。そんな感覚で、復帰直後は悔しさを糧に努力したはずが、いつしか悔しいという感情に言い訳をし、直面している現実から逃げていました。
これこそが私の弱さであり、乗り越えることのできなかった壁です。
いつまでも弱さから目を背けて逃げ続けていたら、大した成長もなく、あっという間に大学の4年間を終えていたでしょう。きっかけがなんであれ、自分の弱さと真剣に向き合う機会を作れて良かったです。
また、何度も口酸っぱく私に「お前は口だけだ」と言い続けてくれた祐介さん(環4)には感謝しています。祐介さんがいなかったら自分と向き合おうとすら思わず、今回あげた自分の弱さになど気づかなかったでしょう。本当にありがとうございました。
最後になりますが、今後この弱みを克服できるかは私次第です。
まずはこれに気付けたこと、そしてそこからどう行動するのか、私の覚悟的な意味合いでこの日誌に残したいと思います。
野口さん、貴方の気付きは大事な事だと思います。人のタイプには「有言実行」「有言不実行」「無言実行」「無言不実行」があります。どう生きるかはあなた次第です!