男子

意識と成長

商学部1年  小山 啓太

日頃よりお世話になっております。
商学部1年小山啓太と申します。

近頃は例年の12月のような気温が続いており、いよいよ冬の訪れを感じますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私としましては学ランの着用機会が増え、体育会生としての特権に嬉しく感じております。

さて、今回私がお話させていただくのは、意識と成長の関係についてです。これについて考えるようになったのは、私が二段トスの自主練習をしているとき、よいトスを1本目に上げることができず、何本か繰り返しているうちによいトスが上がるといったことがあったためです。この時私は、私にとって二段トスという技術が1本目をよいトスにすることができるというレベルまで達していないと感じました。

ここで意識と成長の関係ということについて私の考えを申しますと、ある一定の技術やレベルまでは意識を特にせずとも身につけることができ、そこからさらに成長するには考えや経験を基にした意識が必要であるということです。また、意識と成長は比例関係にあり、例えば、+1の意識をすれば+1までの成長、+10の意識をすれば+10までの成長といったように、意識を高めない限りは成長の極大値を伸ばすことはできないと考えます。

これを踏まえて私の二段トスについて考えてみると、私の普段していた意識では1本目をよいトスにすることはできないのだといえます。二段トスは練習では時間内で何本も上げることができるという反面、試合では目の前の1本を如何によいトスにするかです。練習を振り返ってみると、何本も上げることができるという状況から、「何本も上げる中で修正してよいトスを目指す」というように自然と意識していたのかもしれません。もちろんこの意識も+の数値ではありますが、それでは成長は限られてしまいます。さらに成長するためには「何本も上げられる中の1本1本を独立した1本だと捉え、試合でスパイカーが打つところまでイメージする」という意識もすることが必要だと感じます。そうすることで基の意識+新たな意識となり、意識の+の値が大きくなる=成長の極大値も大きくなると考えます。

最後になりますが、塾バレー部は集大成となる全日本インカレに向けて精進しております。練習中、特に試合形式の総合練習では、コートの内外関係なく本番さながらの雰囲気で取り組んでおります。塾バレー部一同熱い気持ちで全日本インカレに挑みますので、ご声援のほどよろしくお願いいたします。

乱文失礼いたしました。

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