男子

人生の師

法学部法律学科3年  一木 脩平

日頃よりお世話になっております法学部法律学科3年、アナリストの一木脩平と申します。気がつけば日脚もめっきり短くなり、冬の訪れを感じております。皆様いかがお過ごしでしょうか。

TEAM渡邊を締めくくる全日本インカレ開幕まで1週間を切りました。最近の私といたしますと、3年間お世話になった4年生の先輩方と過ごす時間も残り少ないことを実感し、心細さを覚える反面、残された時間の中で1つでも多く先輩方の想いや意思を吸収しようと日々を過ごしています。

さて、今回私がお話させていただくテーマは表題にもありますように、私の「人生の師」についてです。そう、私の「人生の師」は偉大なるアナリストの上司、田鹿陽大先輩(法4)です。この活動日誌という場で綴るにはかなりポエム調になると容易に想像できるため小恥ずかしさも感じますが、これまでの感謝を伝えるべく述べさせていただきます。

アナリストとしても当然のこと、私はバレーボーラーとして陽大さんから多くのことを教わりました。まずは高校生編です。高校一年時まともにパスも出来なかった私はひたすらに陽大さんの背中を追いかけていました。結局のところ高校3年間で私が陽大さんよりバレーボールが上達することはありませんでしたが、ご指導のおかげで高校3年時にはスタメンも経験することが出来ました。(後に干されました。)
また、頑なにオーバーパスをしない陽大さんの型まで真似した結果、私は高校3年間一度もオーバーキャッチが返ることはありませんでした。ここだけは真似するべきではなかったと後悔しています。

次に大学生編です。大学入学前からアナリストのお誘いを頂いていたにも拘わらず、覚悟が固まらず8月まで入部を先延ばしにした私を嫌な顔一つせず温かく迎え入れてくださいました。アナリストの上司としては、獅子の子落としのような指導で「とにかく自分でやってみろ」スタイルだったため、入部当初は右も左もわからない中で正解を模索する日々でした。陽大さんに狙いがあったのかは定かではありませんが、今となってはこのご指導のおかげで自分自身が主体的に行動する習慣が身につきました。今年に入ってからは他大学の分析・対策まで任せてもらえるようになり、責任や重圧を感じるようになりましたが、信頼に答えたいという想いで乗り越えてきました。
よく「人に気にかけてもらえなくなったら終わり」といった表現がありますが、私にとっては「気にかけてもらえない」ことが何よりも信頼の証でした。

アナリストとしては偉大な上司ですが、部活のことから離れると兄のような存在です。恐らく同期を除くと食事を共にした回数も最も多く、食事をご馳走してもらったこともご馳走したことも数えきれないほどで、今年の部内ランキングのベストペアにも選出されました。しかし、陽大さんのことを「崇拝」しているわけでは全くなく、むしろ部活内で一番揉めたのも陽大さんだったなと感じております。何度もぶつかったからこそ今の関係値があるとプラスに捉えています。違ったらすいません。

バレーボーラーとして、アナリストとして、そして何より人として私は陽大さんから多くのことを学びました。陽大さんはまさしく私の「人生の師」です。私はきっとこの先どんなに努力したところで陽大さんのようなアナリストにはなれないでしょう。一番近くで見てきたからこそ、陽大さんの勝利への執念や選手に寄り添う姿勢には到底敵いません。ですが、かの有名な大谷翔平選手も「憧れてしまったら超えられない」と名言を残しています。これまでただ背中を追いかけてばかりだった私ですが、高校1年の頃から6年間教わってきたことを糧に自分なりのアナリスト像を突き詰めていきます。

さてここまで書いたところであまりの子恥ずかしさで変な汗を書いております。書き直すか迷いましたが、締め切りまで残り1時間を切っているため今回はこのポエムを投稿することになりました。

全日本インカレ初戦まで1週間を切りました。泣いても笑ってもこのメンバーで戦うことが出来るのは最大11日です。4年生を日本一の4年生に、そして陽大さんを日本一のアナリストにするために、ポエマー系アナリスト一木脩平は残された時間を全力で駆け抜ける所存です。

乱文失礼いたしました。

“人生の師” への1件のコメント

  1. 大昭叔父 より:

    一木さん、素晴らしい先輩をお待ちですね。またそう思える貴方も素晴らしいと思います。『とにかく自分でやってみろ』人のタイプには考えてからやる人、やってから考える人、考えてもやらない人、失敗を恐れない人生を歩む為にはやりながら考える事が大事かと思います。誰かが言いました。『人生は敗者復活戦です』いかがでしょうか?

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