日頃よりお世話になっております。
法学部法律学科2年の北村日向子です。
金木犀の花も散り始め、時折吹き付ける秋風に肌寒さを感じますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
先週の日曜日をもって約一か月にわたる秋季リーグ全日程が終了いたしました。最終成績は5勝1敗の4部3位となり、目標としていた3部昇格にわずかに届かず、1セット・1点の重みを思い知らされる悔しい結果となりました。
秋季リーグを終えてしばらく経った今振り返ると、あの時どうしてできなかったのか、どうすればよかったのか、と試合当日の動画を見ながら痛感する一方、新たな発見もありました。
それは自分には「自覚」が足りていなかったことです。
今回の秋季リーグから初めてスタメンとしてコートに立つ機会をいただき、リーグ初戦は極度に緊張したことをよく覚えています。動画で当時のプレーを見返しても全体的に動きが硬く、表情もさえていませんでした。とにかく自分のプレーのことで精いっぱいになってしまい、応援の声を気にする余裕もありませんでした。
応援の声がものすごい力を持っていると自覚できたのは10月19日(日)の桐蔭横浜大学戦の動画を見返した時でした。私は試合において特にサーブが緊張するのですが、動画内で自分のサーブのローテが回ってきたときに同期の渡辺凛(文2)と坂本帆南(理工2)が「大丈夫、入るよ、落ち着いて」とたくさんの声をかけてくれていました。この動画を初めて見たとき、試合中に気付くことができればもっと安心して臨むことができただろうと思いました。それ以降は、自分のサーブの時はベンチの方を一度見ることにしました。ベンチの方を見ると仲間たちが応援の言葉や指示だしの声をかけていて、緊張で重くなっていた肩がすっと軽くなったように感じました。同時に、MBである私は後衛の間はリベロと交代するため、コート外にいるときはもっと一生懸命応援しようと思うようになりました。
もう一つの自覚は、自分自身をよく理解することです。
リーグ戦直前に一度体調を崩し、しばらくの間バレーボールができない日々が続きましたが、復帰して以降スパイクのフォームと位置取りが微妙に変わっていたことに気付かず、コーチに指摘されて初めて自覚しました。自分のことは自分が一番よくわかっていると思っていただけあって、かなり反省しました。ずっと指摘されないままだったら、と考えると自己分析する力は今後身に着けるべきだと感じました。
秋季リーグを通じて感じたこれらの精神的、技術的な自覚を糧にこれからも練習に励み、さらに精進してまいります。
秋季リーグ期間の間、直接会場に足を運んでくださった方、インスタライブを視聴してくださった方及び弊部を応援してくださったすべての方々に、この場を借りて感謝申し上げます。
今月にはTeam2024の集大成、そして4年生の先輩方とともにコートに立つことのできる最後の日である慶関戦を控えております。
残り少ない練習の機会を大切にしながら、本番当日は全員が笑顔で迎えることができるようチーム一丸となって努力を積み重ねてまいります。
寒暖差の激しい時期、皆様もお体にはお気をつけてお過ごしください。
長文、乱文失礼いたしました。