女子 #日記

諦めない心と感謝を胸に

商学部1年  渡辺咲理奈

日頃よりお世話になっております。

商学部1年の渡辺咲理奈です。

秋が深まり、日吉駅から記念館へ向かう道には銀杏の香りが漂う季節となりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

私がバレーボールを始めてから半年が経とうとしています。バレーのルールもまだよく分からない中、一つ一つの練習メニューを理解するのに必死で、この半年は短いようでとても濃密な時間でした。

バレーボールをする上で、特に苦労したのがサーブです。サーブのセンスが全くなく、毎回の練習で設けられる7分間のサーブの時間に、一本も入らない日が何度もありました。サーブがこのままずっと入らないのではないかと弱気になったり焦りを感じたりすることもありましたが、ひたすら打ち続けました。

サーブが全く入らなかったため、たくさんの方から指導を受けました。中でも、莉子さん(商4)には特にお世話になり、ある日には1時間以上も指導していただいたことも覚えています。重心の運び方や腕の振り方、手の当てる角度、トスの高さなど、たくさんのことを教えていただきました。さらに、部員全員からも多くのアドバイスを受け、その中にはそれぞれのサーブの極意が詰まっていて、吸収できることが多かったです。監督やコーチ、OGの方々にも練習に足を運んでいただいた時には、つきっきりで教えていただきました。この場を借りて感謝申し上げます。

縦割り家族の4年生、夏輝さん(政4)からは、サーブが5本中4本入ることを目標にし、それを達成したら夏の柿崎合宿の練習試合でサーブを打たせたいという想いを伝えて頂きました。その目標もついに、柿崎の直前の練習後に達成しました。その時も同期や先輩方が見守ってくださり、達成できた瞬間は嬉しさとともにホッとして涙がこぼれました。実際の柿崎の練習試合では、緊張して頭が真っ白になりネットにかかってしまうこともありましたが、試合でサーブを入れられたことは貴重な経験となりました。そして再び夏輝さんと立てた次の目標であるサーブ25本連続も、夏休みの終わりに達成することができました。

自分でもサーブが入るために決定的な要因があったのかは分かりませんが、一本一本打ち続けたことには意味があったと感じています。サーブが全く入らなかった時期に、まぐれでも自分のサーブがネットを越えた時、世界が明るくなったような嬉しさを感じたことを覚えています。その感情を忘れずに、さらに良いサーブを打てるように努めていきたいと思います。

同じく大学からバレーを始めた美裕さん(商4)には、初心者ならではの楽しさをたくさん話していただき、不安な時でも気持ちが軽くなることが多かったです。また、私がミドルブロッカーを始めてからは、莉黄さん(法4)にミドルブロッカーの動きやスパイクの打ち方だけでなく、ミドルならではの魅力も教えていただきました。4年生の皆さんには心から感謝しております。あと1ヶ月ほどですが、最後までたくさん学んでいきたいと思います。

初心者として始めたからこそ、部員全員からの励ましや多くの指摘をもらえることのありがたさを身に沁みて感じています。この環境に感謝し、以前できなかったことが少しずつできるようになるという初心者ならではの醍醐味を、精一杯楽しみながら練習に励んでいきたいと思います。

最後になりますが、寒暖差の厳しい季節になりますので、お身体にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。

長文、乱文失礼いたしました。

“諦めない心と感謝を胸に” への1件のコメント

  1. 大昭叔父 より:

    渡辺さん、大学からバレーを始めた事には頭が下がります。「縦割り家族」の仕組みも素晴らしいと思います。❝練習は不可能を可能にする❞ケガに気をつけて頑張ってください😊

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