男子

新鮮な好き

商学部3年  久保田 健介

日頃よりお世話になっております。
商学部3年の久保田健介です。

10月も下旬、まだまだ気温の寒暖差が激しいですが、皆様衣替えはすみましたでしょうか。私は寒暖差にやられ、体調を崩してしまいました。皆様くれぐれも体調にはお気をつけください。

さて今回は「新鮮な好き」というテーマで書かせていただきます。
今年の夏休みに、ふと「高校時代の練習は今よりもずっと楽しかった」と感じました。なぜそのように感じたのか振り返ってみると、今とは異なる以下の2つの要素が思い浮かびました。

1. 私がバレーを始めたばかりのド素人だったこと。
2. 毎週末、自分達よりもレベルの高い相手と数多くの練習試合をしていたこと。

何事も始めたての頃は、毎日目に見える形で上達できるので、楽しさが増すのは当然です。では、ニつ目の要素が「楽しさ」にどうつながるのかを深く考えてみました。
私の高校はお世辞にも強豪とは言えず、3年間で練習試合の8割は負けていたと思います。それでも、監督は毎週末に強豪校を練習試合の相手に選び、私もその経験を楽しんでいました。週末に格上のセッターに圧倒され、平日の練習でそのセッターのプレーの真似をしてみて、週末再度強豪相手に腕試し。この繰り返しがとても楽しかったのです。監督の思惑通りだったのでしょう。実際、その積み重ねがチーム全体のレベルを大きく向上させていたのだと思います。

ここで私が言いたいのは、高校時代は練習を今以上に「試す場」として活用していたということです。
この事から私は、毎日の練習前に上手い選手の動画を見て、「今日は関田選手のここの手の角度を真似してみよう」といった具合に、練習そのものを実験の場に変えるようにしました。すると毎日の練習が新鮮なチャレンジとなり、時折「試し」がうまくいった時には、高校でバレー始めたての時のような上達の喜びを再び感じる事ができました。

私たちは週6日をバレーボールに捧げるほどですので、根底に「好き」があることは疑いようがありません。しかし、日々のルーティンの中でその「好き」を見失いがちになることもあります。ですが、「試す場」として練習を捉えることで、毎日のバレーボールに対して「新鮮な好き」を持って取り組めて、自然とモチベーションが高まることに気づきました。

また、入替戦に食い込めず、悔しい結果で終わったチームとしても、組織全体で「試す場」としての練習に取り組むことが、今一度チャレンジする楽しさを見つけ出すきっかけとなるはずです。それこそが来たる全日本インカレで下剋上を巻き起こす為の原動力となると確信しております。

バレーボールに対して「新鮮な好き」を持ち続けることで、私たちはもっと強くなれるはずです。

乱文失礼いたしました

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