男子

祝福された体育会生

経済学部1年  林 賢治

日頃よりお世話になっております。経済学部1年、林賢治です。

秋学期の授業にも慣れ始め、普段部員が流している音楽からはクリスマスソングがちらほら聞こえ始めました。日々バレーボールに打ち込んでおり、彼女のいない私はふと、刻々と迫っている冬の訪れを感じ焦っております。

さて、先週の試合で中央学院大学に敗北し3敗を喫し、入替戦に出場することは叶わなくなってしまいました。春季、駒沢大学に負け、ニ部に落ちた瞬間から我々は今季一部になることを目標として練習してきました。そのため、入替戦に行けなくなってしまったことは相当悔しいです。私はベンチ外で、試合にも出ていません。ですので、4年の先輩方や試合に関係している方々はさらに悔しいでしょう。

しかし、3敗した翌日の試合で、現在3位、前期4位の強豪山梨学院大学に勝利しました。たとえ入替戦に行けないとしても、本気で目の前の試合に臨んだ結果、勝ちました。私はこのように奮闘する先輩方の背中を見て、彼らのようになりたいと思いました。そもそも、我々は「目標」よりも「目的」を考えます。入替戦にいくことよりも、目の前の試合に本気で挑み、バレーボールが上手くなるために全力を尽くすのです。それにより結果として、結果がついてくると信じているからです。

伊藤塾長は、2024年6月13日に行われた新入生体育会宣誓式でこのようなことを仰っていました。
「慶應体育会生は、祝福された体育会生であらなければいけない。」
これはどういうことかというと、自分自身がきちんと自立して、周りの人から応援されたくなるような人になるということです。例えば、見回りをしていらっしゃる警備員さんや管理人さんに挨拶をしたり、授業に積極的に参加したりすることなどです。伊藤塾長自身、それをすることによって、警備員さんに一度迷惑をかけてしまったときに、多めに見られたことがあるという経験を仰っていました。つまり、慶應体育会生として相応の振る舞いをすることを普段から心がければ、それらの行動が他人に見られた時に、結果として応援されるようになるのです。

私はバレーボールに本気で取り組むことで、当たり前を越え、応援してくれる方々にエネルギーや感動を与えられる、今の先輩方のようになりたいです。

乱文失礼致しました。

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