日頃よりお世話になっております。
経済学部3年の樋口太樹です。
桜の季節が終わりを迎え、日吉の並木も緑が生い茂ってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は、「継続」という観点から現在の塾バレー部の様子について書かせて頂きます。
なぜ、「継続」をテーマとして選んだのか。これには二つの理由があります。
一点目に、現在の塾バレー部には、様々な事に対してコツコツと取り組む人が増えてきているからです。
二点目に、チームとして技術向上を図る中で、継続して取り組んできたことが成果として確実に実感できているからです。
前回の私の活動日誌(2021年3月29日付)では、多くの部員が好奇心をもって色々なことにチャレンジしているということについて書かせて頂きました。あれから1か月が経過しましたが、この間も誰一人としてサボることなく自分の関心のあることに対して夢中になって取り組んでいるようです。
毎日資格の勉強に没頭する人や、毎朝ハードなトレーニングをこなす人がいると思えば、「なんでそんなことをしているの?笑」と訊いてしまいそうな不思議なことに対して熱を注ぎ続ける人もおり、相変わらず個性豊かな楽しい部活だなと思っています。
一方で、興味を持つ対象が様々であるのに対して、何かに対して継続して取り組む人にはある共通点があります。それは、「自信に溢れている」ということです。
なぜ継続力のある人が皆自信に溢れているのか、そのメカニズムは私には分かりませんが、おそらく小さな成功体験の積み重ねが自信に繋がっているのではないでしょうか。
さて、ここまで個人の「継続」について書かせて頂きましたが、ここからは組織としての「継続」についてお伝えさせて頂こうかと思います。
チーム小出が発足して以降継続して取り組んでいることの中の一つに、ブロックフォローがあります。「ブロックフォローをもっと徹底しよう。」という星谷監督の言葉をきっかけにブロックフォローブームが到来した我が部ですが、はじめは意識していないと忘れてしまうことも多く、継続とはほど遠い状態でした。しかし、練習や試合を通じてその必要性を実感するようになると、学生同士で厳しく指摘し合ったり練習前に意識統一を図ったりするなど主体的になり、継続して取り組むことができるようになりました。
その結果、現在では全員がトスの上がった方向へ我先にとフォローに向かうようになり、チーム発足後約5か月の中で一番に成長した部分なのではないかと思っています。
一方で、今はまだ餌に群がる鯉のような一体感のないブロックフォローですが、今後練習を重ねる中でどんなトスでもスパイカーが勝負できるようなブロックフォロー、すなわちお母さんのような安心感のあるブロックフォローを目指していきたいと考えています。「お母さんブロックフォロー」を実現するため、これからも継続して取り組んでまいります。
最後になりますが、三度目の緊急事態宣言の発出やリーグ戦の延期など、依然として厳しい状況は続いております。くれぐれも、体調にはお気を付けください。
また、我々現役部員は、一部昇格という悲願を達成するため引き続き練習に励んでまいります。今後とも、ご声援のほどよろしくお願い致します。