皆様こんにちは。
日頃よりお世話になっております。
商学部三年、降小雨です。
やわらかな春光に心躍る季節になりました。春の暖かさに甘んじ、ついつい惰眠を貪ってしまう日々ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回の活動日誌では「熱量」と言うものについて私の考えを語らせていただこうと思います。というのも、お恥ずかしながら度重なる自粛により、私自身が「熱量」を見失いそうになったからです。
既知のとおり、新型コロナウイルスの影響で、私達バレーボール部は活動を自粛し、私自身バレーボールに触れない期間が3ヶ月続きました。
今まで、生活の中心であったバレーボールが無くなったという虚無感に加えて、強制的に自分の外の環境に目を向けさせられる期間が続き、「バレーボールを続ける意味はあるのか?」「勝てないのに尽力をする必要はあるのか?」と、自問自答する日々が続きました。
そんな状況の中で、ある記事を読ませていただきました。その記事はポーランド代表、バルトシュ・クレク選手(現WD名古屋)へのインタビュー記事でした。以下に抜粋を載せます。
「結果というものはさまざまなことに起因して出てきますが、時に不運であったり、自分ではどうしようもないこともあります。それでもひとつ、私たちが本当に誇りに感じるべきものは、これまでどういう取り組み方をしてきて、毎日どういったことに取り組んできたか。」
田中夕子 Y!ニュース 「日本の育成時代、指導者への提言。五輪金メダリストという夢。バルトシュ・クレクが語る」
https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakayuko/20210319-00228150/
私はこの記事を読み、まさに私が釈然としなかったことはこの事なのだと感じました。同時に、相次ぐ自粛や奮わない結果などの、己1人の力ではコントロールする事の出来ないものに自分は振り回され、今まで培ってきた過程までも無碍にしてしまっていたとも自覚しました。
そして、クレク選手の言うように、「これまでどういう取り組み方をしてきて、毎日どういうことに取り組んできたか」の積み重ねこそ私達が誇りに持つべきものであり、「熱量」の源であり、それは何があってもブレるものではないと今一度考え直すことができました。
4月10日から春リーグが始まります。
試合まで残された日数に限りはありますが、今まで積み重ねてきたものを信じ、「熱量」をもって全力で取り組みたいと考えております。
月並みではありますが、まだまだ先の見えない時期が続きますので、皆様お身体には気をつけてご自愛ください。これからもご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。