日頃よりお世話になっております。環境情報学部3年の小出捺暉と申します。朝晩冷え込み、日中は例年よりも気温が高く不安定な気候である今日この頃。皆様はいかがお過ごしいでしょうか?
現在、慶應義塾体育会バレーボール部は秩父宮賜杯全日本バレーボール大学選手権大会(全日本インカレ)を終え、本年度の試合は残り1つ、早慶戦で勝利する為に練習に励んでおります。
今回の活動日誌では、現1~3年生に与えられた橋口先輩からの課題について綴らせて頂きます。課題のひとつに『創部75周年記念誌』を読み、感想文を書きなさいというものがありました。私自身入部してから、この様なものに触れる機会がなく、とても良い経験となりました。その記念誌には、慶應バレー部が創られてから75周年に至るまでの軌跡が描かれており、時代によってチームづくりの仕方の違いに関心を持ちました。そして特に興味深かったのは戦争時代の部活動でした。衣服もない、食べ物も無い、満足に生活もできないのにバレーボールがしたくて自然とコートに人が集まる。私はこれが本来のスポーツのあるべき姿であると思います。時が経ち人は勝つ為にスポーツをやり始め、半強制的にやらされる練習に嫌気がさし、毎日モチベーションが上がらずただこなしている。「平和な国を作りたい」と思い自らの命を賭け戦争に出兵した方々はこんな国を望んでいたのでしょうか?もちろん、過去と現在ではスポーツをやっている意義は違います。しかし、その根底にある真の意味での楽しさを忘れてはいけないと思いました。何不自由なくバレーボールができる事が当たり前では無い事を思い返し、1日1日を完全燃焼させて生きたいです。
コロナウイルス感染者数も日々更新しており、過ごし難い日々は続いていますが、医療従事者の方や高齢の方は私達の何倍もの不安を抱えていると思います。今の日本を支えてくれてる人の為にも、手洗いうがいやアルコール消毒、無駄な外出は控えるなど感染拡大を抑えられる様努めましょう。
皆様のご健康をお祈りします。
失礼します。