男子

お前に何ができんの?

経済学部1年  三浦 安慈

日頃よりお世話になっております。
経済学部1年、アナリストの三浦安慈です。
私たちは長く厳しかった夏を終え、秋リーグを戦っている最中です。フルセットでなんとか勝ちきる試合もありますが、4連勝中と一部昇格に向けて勝利を重ねています。

その中で最近何処かで耳にし、今までの私の人生で何度も私を動かしてくれたある言葉を思い出しました。それはタイトルにもある「お前に何が出来んの?」です。この言葉はフットボールを習っていた小学4年生の私が小学6年生の試合に出た時に2つ上の相手に体格でも技術でも劣っていて何も出来ないと決めつけ、ボールを追うことすらしなかった私に試合終わりにある人に初めて言われました。それを聞いた私は出来ることすらしていないことに気付かされました。それ以来、この言葉が私に危機感をもたらす起爆剤になっていました。高校時代もこの言葉が自分に火をつけてくれました。初心者で球拾いしかやらせもらえなかった時、同期が同じポジションで試合に出始めた時、リリーフサーバーなのにいいサーブが全く打てなかった時と思い出せない程です。当時、下手な奴は上手い奴より練習しなきゃ上手くならないと思っていた私はただ人より多く自主練をすることしか出来ませんでした。

大学に入学し選手ではなくアナリストになった今チームの為に何が出来るのかをより考えるようになったと感じています。アナリストは選手と違い自分のプレーの向上の為ではなく、チームがどうすれば勝てるかを考える時間がほとんどです。しかし1年生の私には先輩のように中心になってデータを基に戦術を考えることでチームに貢献することはまだまだ知識が浅く、その手伝いをすることしかできません。その為、今の私は練習に参加をすることがチームに貢献できることだといえます。大前提、練習中は球拾いでも球出しでも練習に参加するのです。ただ突っ立ってるだけでは蚊帳の外になってしまいます。またデータ入力なんて家でもできる仕事をわざわざ練習中にやる必要はないのです。終わらなかったらやればいいのです。練習中に練習に参加しないのは練習に来ている意味がないと思っています。それが出来た上で次何が出来るのか、今の僕には声をあげることです。チームを盛り上げる為に声出し、相手のブロックの枚数やトスの状況など情報を伝える声出し、選手と一緒にプレーについてどうすれば上手くいくのか考え、話し合うこと。とにかく常に喋るのです。「それが出来たならそれ以外にお前に何が出来んの?」と無限にそれが出来たなら何が出来るのかを考え続ければ、先輩方のようにチームの中心になって戦術を考え伝えていくようになり、引退する時に自分が目指すアナリスト像になれていると信じてます。

試合会場に足を運んでくださる方々、各種媒体で少しでも本塾バレー部を気にして下さっている方々に感謝し、部員全員が全力を尽くすことで少しでも声援に応えていきます。今後ともご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願いいたします。

乱文失礼致しました。

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