日頃よりお世話になっております、環境情報学部一年の岩間祥成です。

9月も半ばを過ぎ、例年であれば秋の涼しさを感じ始める頃ですが、今年もまだ暑さが残り、日中はまだ汗ばむ日が続いております。私が小さい頃は、9月に入ると徐々に涼しくなっていた記憶がありますが、近年の気候は以前と比べて変わってきたように感じます。それでも夜になると、秋の虫の声が響き始め、夏の終わりを感じられるようになりました。季節の移ろいを感じつつ、少しずつ秋が訪れていることを実感しています。

さて、今回の活動日誌では、春学期で履修していた授業で習った「結局は自分次第」ということについて書かせていただきたいと思います。

人生の中で、多くの人がさまざまな環境や状況に左右され、思い通りにいかないと悩むことがあると思います。確かに、私たちが直面する外的な要因、例えば他者の行動などは自分自身に大きな影響を与えます。家族や友人、社会、時代の流れなど、私たちの生活は多くの外部要因に囲まれています。しかし、最終的にその状況の中でどのように行動し、どのように未来を切り拓いていくかは、すべて自分次第です。どんなに困難な状況にあっても、自分の選択や決断、そして行動こそが未来を変える力を持っているのです。

まず大前提として、私たちは状況そのものを変える力は持っていません。どれほど努力しても、自分以外の物理的要素、あるいは他者の意志や行動などを直接変えることは困難です。しかし、そのような外的な要因に直面したときに、私たちがどのようにそれを捉え、どう行動するかは完全に自分次第です。例えば、予期せぬ困難に直面したとき、ただその状況を嘆くのか、それともそれを成長の機会と捉えて前進するのかは、自分の心の持ち方にかかっています。他者や環境に責任を転嫁し続ける限り、本当の意味での進歩は難しいでしょう。自分以外の人や物のせいにしている間は、状況は変わらず、自己の成長も停滞します。しかし、自分が置かれた状況を冷静に見つめ、できることを一つ一つ実行することで、未来は必ず変わっていきます。どんな逆境にあっても、自分を変えられるのは自分だけであり、態度や行動、考え方を変えることで、環境や他者との関係性も徐々に変化し、より良い結果を引き寄せられるはずです。

さらに、「自分次第」という考え方は、自己の限界を乗り越えるための挑戦を意味します。人はしばしば、「これは無理だ」「自分にはできない」といった偏見や自己制限的な思考に囚われがちです。しかし、自己を制限するのもまた自分自身であります。例えば、大きな夢を持っている人も、その夢を実現できるかどうかは、結局のところ自分の努力や選択にかかっています。逆に優れた才能を持ち、良い環境に恵まれていたとしても、行動を起こさなければ夢は叶いません。どんなに困難な状況に置かれても、自らの意志と行動によって、その状況を突破し、夢を実現することは可能です。結局、何もかも自分次第なのです。他者や環境に責任を押し付けるのではなく、自分ができることを見つめ直し、一歩ずつ進んでいくことで、どんな困難な状況でも前進できるはずです。すべての選択と行動が、未来を形作る要素となることを忘れず、自分を信じて突き進まなければならないのです。

バレーボールに話を戻すと、現在の私たちの塾バレー部も、まさに「結局は自分次第」という状況にあると感じています。春季リーグでは惜しくも二部降格という結果に終わり、先日の秋季リーグ第1週では、勝利は収めたものの、課題が多く残る試合内容となりました。チームとして再び上を目指すためには、現状をどう捉え、それをどう克服していくかが重要だと考えます。試合に出場する選手だけでなく、出場しない選手やアナリスト、マネージャーなど、すべてのメンバーが自分の役割を自覚し、成長のために何をすべきかを考え、行動に移す必要があります。どれだけ優れた戦術や戦略があっても、それを実行するのは私たち自身であり、一人ひとりが責任を持って行動しなければ、チームとしての成長はありません。最終的に全日本インカレでの目標を達成できるかどうかも、チーム全体の努力と、各メンバーが「自分次第」として行動する姿勢にかかっていると思います。私自身も自らの成長を促すことが、ひいてはチームの強化、そして目標達成に繋がるはずです。

バレーボールができることに感謝しつつ、日々精進してまいります。今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

乱文失礼いたしました。