こんにちは。
法学部政治学科4年、宮里夏輝です。
夏の甲子園は京都国際高校の優勝で、8月23日に幕を閉じました。
地方大会からたくさんの波乱があった今大会ですが、今年も語り始めたら止まらないほどたくさんのドラマを心に刻みました。
2024年7月7日、この日は高校野球の歴史が変わった日です。
全国高校野球選手権大会の予選、西東京大会で、東村山西高校対青鳥特別支援学校の試合が行われました。結果は66対0(5回コールド)。3時間以上にも及ぶ激闘でした。
私は、この試合は見逃し配信で見ました。強豪校に向かっていく姿が地方大会の見どころの1つなのですが、私は試合を見て不思議な気持ちになりました。どれだけ点差が離れても両チームとも全力で、一球一球にスタンドから拍手が湧いている試合を見たのは初めてでした。どちらの味方ということ関係なしに、全力で野球を楽しみ、全力で頑張っている選手を応援したいという純粋な気持ちが、全ての観客に生まれていたのだと感じました。
野球の技術を向上させることよりも難しいかもしれない、人の心を惹き付ける力が彼らにはありました。
また、この夏は、主役級に脚光を浴びた応援団がいました。
滋賀学園高校です。
SNSで流れてきた映像、一般の人が真似している映像を見たことがある人もいると思います。
賛否両論はあるようですが、私は彼らの応援をかっこいいと感じました。背番号をもらうことができなかった悔しさがなかったわけがありません。彼らが考えた、唯一無二の全力応援に、私は心を動かされました。
応援団が応援されるという、高校野球ならではの素敵な姿を見ることができました。
ここまで、高校野球への愛を込めて語らせていただき、ありがとうございます。
私はこの夏、オフを利用して15試合を甲子園球場で観戦しました。球場全体をまさに“揺らした”金足農業高校、スタンドをオレンジに染め尽くした石橋高校、地元の大声援を響かせた大社高校など、「高校野球って素敵だな」と思う瞬間がたくさんありました。
大好きな高校野球にたくさんのパワーをもらった夏。
自分自身のエネルギーに変えていきながら、『ずっと好きだから』続けてきたバレーボールを、理想の姿で終われるよう日々精進していきます。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
来たる秋リーグ、応援よろしくお願いいたします。