男子

司令塔

経済学部2年  山口 快人

日頃よりお世話になっております。
経済学部2年の山口快人です。
梅雨も明け、本格的な夏を迎えました。連日30℃を超える厳しい暑さに見舞われていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回の活動日誌では、セッターの役割について書かせていただきます。私は昨年までOH(アウトサイドヒッター)として1年間プレーしてきましたが、2月からセッターに転向しました。準備期間が少ない中で始まった春リーグでは、慣れないポジションでうまくいかないことが多く、苦しい時間が続きました。そんな中で、同じセッターである一真さん(細野・経4)や健介さん(久保田・商3)が練習だけでなく試合中でもアドバイスや声をかけてくださり、試行錯誤しながらプレーしてきました。春リーグや入替戦では自分のトスを見つけられず、安定したトスをスパイカーに供給することができなかったと思います。しかし、早慶戦や東日本インカレを通して自分のトスに自信を持てるようになってきました。早慶戦だけでなく東日本インカレでも早稲田大学さんと戦うことができたことが、自分自身の成長の機会となりました。特に早慶戦では応援指導部を始めとした大応援もあり、自分の限界を引き上げることができました。また東日本インカレでは、早稲田大学さんに惜しくもフルセットで負けてしまいましたが、クイックの重要性に気づくことができた試合となりました。

前半戦を通して、セッターの役割について自分なりに理解することができました。それは、セッターはトスをスパイカーに供給するだけではないということです。セッターはどのスパイカーを起用するか決めることができる、言わば司令塔です。私はスパイカーとコミュニケーションを取り、スパイカーのプレーの様子・状態を見て判断することがセッターに必要なことだと感じています。1試合2時間を超える試合もあり長時間プレーするので、スパイカーにプレーの波が出てきます。その点、ただ相手に対して有効的なトスを上げるだけではいけません。だから私はスパイカーの目やトスを呼ぶ声、プレーの状態でトスを上げるところを決めています。それはスパイクを決める覚悟があるかどうかを判断しています。これは昨年までスパイカーだったため、スパイカーの気持ちが少なからず分かります。もちろん良いトスをスパイカーに供給することが最も重要ですが、私は他大学のセッターに比べて劣ります。だからこそ、他の点で勝らなければなりません。ディグのフォーメーションやサーブカットミスの修正など、私が指示や提案できることがたくさんあります。司令塔とはゲームメーカーであり、試合ではキャプテンと何ら変わりのないポジションです。スパイカーより試合をより客観的に見れるからこそ、冷静に判断しチームを先導していく必要があります。その重要性に気づいた前半戦となりました。夏休みには近畿合宿もあり、成長機会がたくさんあります。1日1日を無駄にしないよう練習に励んでいきたいと思います。

最後になりますが、1ヶ月後には秋リーグも始まり、全日本インカレと続きます。セッターとして、そして1人のプレイヤーとしてさらに成長できるよう取り組みたいと思います。今後ともチーム渡邊へのご支援を何卒よろしくお願いいたします。

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