日頃よりお世話になっております。
商学部4年の石田莉子です。
大学4年生ということで学生最後の夏、現役最後の夏をパリオリンピックとともに迎えておりますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私の小学生の頃の夢はオリンピックに出ることでした。オリンピックに憧れていました。目標だけは立派で全く行動が伴っていない小学生だったため、中学生の時にはオリンピックなんて夢のまた夢と気付かされましたがやっぱりオリンピックの舞台はずっと憧れです。今年のパリオリンピックもたくさんのエネルギーをもらい、選手たちの様々な「表情」に心動かされています。
もしかしたら引退前ラストブログの今回は、「表情」についてオリンピックを見ていて感じたことを書かせていただこうと思います。
皆さんは先日のバレーボール男子日本代表のアメリカ戦をご覧になられたでしょうか。決勝トーナメント進出にはアメリカに勝つまたは1セット以上とることが必要とされている中で2セット落とし、勝負の3セット目。西田選手の調子がよく、いつにも増して表情豊かでした。相手が3枚ブロックでついてきたとしても吹き飛ばし、大きく吠えてガッツポーズ、体全体で感情を表現していました。少なからず、西田選手の表情がチームを勢いづける着火剤になった試合だったと思います。観戦している人も、西田選手の表情に圧倒され熱くなったと思います。強烈なサーブやスパイクだけでなくこの表情も西田選手の強みだと感じるとともに、重要な役割の1つだと感じました。役割と言ったのは、全員ができなくても良い、する必要はないと思ったからです。西田選手のようにチームに火をつける役割は、常に冷静でいる選手や、勢いを助長してくれる選手がいるから果たせるものだと思います。
日本代表選手たちと同じように考えるのは本当に烏滸がましいと思うのですが、私はどちらかというと、西田選手に近い表情豊かなタイプだと思います。そしてチームには常に冷静でいる選手や勢いを助長してくれる選手が揃っていてバランスの良いチームだと思います。だからこそ、ここぞ!という時にチームに火をつける存在であることが、自ら点を取ることはできないリベロではありますが、私の重要な役割だと思います。
最高学年ともなると、考えなければいけないことの幅が広がり、特にリーグでは無意識にプレッシャーを感じてしまうこともあると思います。それでも試合中、プレー中だけは、目の前の1球、1点のことだけを考えて体全体で感情を表現しチームに火をつけたいと思います。きっと冷静さが必要な部分では同期の宮里がカバーしてくれると思うので、、(笑)
私はとにかく熱く、戦っていきたいと思います。これが7歳からずっと続けてきたバレーボールで発揮できる私らしさだと思います!そして引退までに後輩13人の中で1人か2人ぐらい私と同じ役割を担う子を育てたいと思います!
7月は基礎練を続けて参りました。先日は早稲田さんの練習に参加させていただき、たくさんの刺激をもらうことができました。8月後半には新潟県柿崎市で行われる合宿に参加し、来る秋リーグで3部昇格を果たせるチームを部員全員で作って参ります。
最後になりますが、酷暑の折、くれぐれもご自愛ください。
長文乱文失礼いたしました。