男子

組織の一員として

経済学部1年  林 賢治

日頃よりお世話になっております。経済学部1年、林賢治です。

バレー部に入部して4ヶ月が経ちました。私は1年生ですので、先輩方や監督から学んだことは数えきれないほど沢山あります。今回は、その中でも特に印象に残っていることについて書こうと思います。

それは、辻秀一先生のメンタルトレーニングのお話です。一番最初にメントレと聞いた時、私は試合本番のメンタルコントロールのことばかり想像していました。しかし、実際には日常生活や普段の練習においての効率性を向上させるための意識性の原則でした。その意識とは常にご機嫌(フロー)になることで、機嫌のいい状態はより高い質を提供してくれます。常にフローになり、高い質をいかに継続できるかが重要ということです。

加えて辻先生は、「自分たちにふさわしいことしか起きない」と話しました。例えば今はテスト期間ですが、テストを解けるだけの能力がなければ高得点は取れません。そして、能力を身につけるには勉強をするしかありません。従って、才能や運などの変数は介在しますが、テストの結果は自身の能力にふさわしいものになります。我々の目標は日本一になることですが、日本一のチームは日本一にふさわしい要素があるはずです。それはもしかしたら全員の努力かもしれないし、才能、雰囲気、知識、効率性、はたまた強い部員がたまたま入ってくる運かもわかりません。

真剣に日本一を目指すとなると、常に思考を更新する必要があります。さらに上手くなるにはどうすればいいのか、もっと効率性を上げるにはどうすればいいのかなどを考え、仲間と共有します。本気で考えて本気で伝えるので、必ず摩擦が生じることでしょう。例えば、日本一にふさわしいチームを探求した結果、練習を週6から週7に変更するという案が出たら、喧嘩が始まりそうです。要は、真剣に日本一を考えた時に、少なからず本気の衝突が起きるということです。そうすると、チーム全体の雰囲気が悪くなるため、フローになるための技術が必要となります。逆に言えば、本気の衝突が何も生まれていない状態は、日本一にふさわしくないともとれるかもしれません。

チーム内の一人一人が、日本一になるためにどうすればいいのかという意識を真剣に考え、本気で共有するには、信頼関係が必要です。例えば、下級生が上級生に自分の本気の考えを自主的に発信するのは難しそうです。上下の関係を意に介さないほどの信頼関係を築くには、一人一人が自立しなければなりません。それにもかかわらず、私は自立することが全くできていません。粗相をすることがあったり、常識的な行動を取れていないことがあり、迷惑をかけてしまいます。ですから、バレーが上達する以前に、人として本気で信頼されるために行動していきたいと思います。

乱文失礼いたしました。

“組織の一員として” への1件のコメント

  1. 田鹿 より:

    いいこと書いてるね

    あと半年縦割りよろしくな

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