日頃よりお世話になっております。
環境情報学部4年の芳賀祐介です。
梅雨明けの暑さがひとしおに感じるころとなりました。皆さま健やかにお過ごしでしょうか。
富山での東日本インカレが終わり、4月から始まった新年度に上半期という区切りが付きました。残りのバレーボール人生が半年を切っていると考えるとまだまだ実感は湧きません。
最後を迎えた時、後悔はないと言い切ることができるような日々を過ごしていきたいと考えております。
さて、今回私がお話しさせていただく内容は、大学トッププレイヤーにまつわる興味深い発見についてです。
これは富山での東日本インカレ終了後、9日間U22日本代表としてイタリア遠征に参加した際の気付きです。2回の国内選考合宿で選抜された14人のメンバーで臨んだ海外カップ戦は非常に貴重な経験でした。その中でも、特に興味深い気付きとして、「意外に怠惰」というところがありました。
私の勝手な想像により、彼らのような大学でも一目置かれている存在のプレイヤーはバレーボールが大好きで、どんなに疲れていても練習が楽しみで仕方のないような人間ばかりなのかと考えておりました。
実際に彼らの次元でプレーすると、私としてもなかなか上手くいかずに無力感を感じる瞬間も多々ありましたが、それ以上にバレーボールが楽しいと思える瞬間の方が多く、新鮮な気持ちでプレーできたのは記憶に新しいです。
しかし、そんな彼らでも練習に行きたくなくなる瞬間がある、ということも同時に気付くことができました。コートを出れば普通の大学生であり、理解不能な戯れをする事はなんら私達と変わりありません。
そんな「意外に怠惰」な彼らから学ぶ事はメリハリがしっかりとしていて、スイッチが入ると別人になる事です。ついさっきまで意味のわからないの事言っていた人間が、目の色を変えてボールを追い、声を出している姿は彼らがここまで一流になれた証左であると感じました。
もちろん彼らの根底にはバレーボールが大好きという気持ちがあるのは疑いようのない事実です。しかし、なかなかやる気が出ない時も人間誰しもあるかと思います。どうせやるなら楽しく、どうせやるなら良い練習、プレーに、という志はまだまだ私を含めた塾バレー部に足りない部分であると痛感しました。
残り数日が経てば、テスト期間が明けて、本格的な夏休みとなります。高い志を持ち、意欲的に練習することはもちろん、「意外に怠惰」になってしまうこともあるかと思います。そんな時こそ、どうせやるなら楽しく、今日1日で上手くなろう、そのような志の部員が1人でも増えると嬉しいですし、私もその1人でありたいと考えております。
梅雨が明け、これからが暑さの本番であると、北海道出身の私もこの4年間で学びました。くれぐれもご自愛ください。
乱文失礼しました。
芳賀さん素晴らしい気づきだと思います。何事も「緊張と緩和」です。張り詰めたままのゴムは切れてしまいます。何事も楽しんでください😊