日頃よりお世話になっております。
環境情報学部3年の入来晃徳です。
梅雨も明け、息の詰まるような厳しい暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私にとってあと2回しかない、貴重な大学生での夏休みを目前に控えていますが、この短い時間を無駄にしないよう、また夏バテなど体調管理に細心の注意を払いながら過ごして行きたいと思います。皆様も体調にはくれぐれもお気をつけください。
さて今回話させていただくのは、人の想いについてです。
去年のちょうどこの時期、慶應義塾高校が夏の甲子園を制したことにより、慶應全体が明るくなったのは、まだ皆様の記憶に新しいことと思います。
私は国体参加のため、優勝の瞬間を空港で1人見ていましたが、最後の攻撃を抑えた優勝の瞬間に、高校生達が心の底からその勝利を喜んでいる姿に、感動のあまり鳥肌がたったのを今でも覚えています。
つい最近あの時の映像をYoutubeで見る機会があり、改めて感じたことがりますので、今回述べさせていただきます。
それは人の想いの強さと、それに伴う感動です。
球場では慶應関係者全員が一丸となり、肩を組みながら若き血を歌い、選手を応援する姿はまさしく圧巻でした。
通常は、選手の素晴らしいプレーにスポットライトが当たることが多いのですが、私が感動したのはたくさんのOBOGや塾生、小さな子供までもが思いっきり声を出し、メガホンを振って応援していたあの姿です。
あれだけの数の思いが一つになって、本気で応援している姿に、また自分自身も心の底からその勝利を願っていたという事実は、当時の私にとってとても衝撃的でした。
本気で頑張っている人を本気で応援する。
この言葉が具現化されたものが、まさしくあの時の甲子園球場だったと思います。
私はこの「社中協力」の雰囲気を、その時に自分の肌で感じることができたことが、塾生となって良かったと思える点の一つです。
振り返ってみると、我が部においてもたくさんの方々の支援や想いがあるからこそ、活動できていると感じる瞬間があります。
当たり前のことのようで、決して当たり前ではなく、他にない素晴らしい環境の中で、思いっきりバレーボールをできていることに、感謝するべきことであると改めて感じさせられます。
春リーグでは私は怪我をし、練習に十分に参加できない中で、思うような結果を出せず、歯痒さや悔しさに支配されそうになることも多々ありました。そんな時こそ初心に帰り、ありがたいステージで活動させていただけていることを再認識することで、日々の自身、またバレーボールに対する考えも少し変わるのではないかと思います。
この気持ちを忘れずに、これからも一生懸命頑張っていこうと思います。
最後になりますが、これから長くも短い夏が始まります。
男子3日会わざれば刮目して見よという言葉を体現できるように、この期間を一時も無駄にせず、成長の期間にしていきたいと思いますので、これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
乱文失礼いたしました。
入来さん、自分の置かれている環境が❝当たり前のようで決して当たり前でない❞と気がついている貴男に私は頭が下がります。1日1日を大切に過ごしてくださいね😄